yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』感想  ヒャッハー! このイカれた時代にようこそだぜ〜〜〜!!

「『マッドマックス』って『北斗の拳』の元ネタなんでしょ」くらいの知識しかない状態でしたが、なんだか気分的に「ヒャッハー!」したかったので、日曜日の昼間の2D字幕版を観賞してきました。

観客は80人ほど。基本男が多かったですが、一人で来ている女性、カップルなどもちらほらいて、そのこともちょとびっくりしました。

公式サイト → http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/

ヒャッハー! このイカレタ時代にようこそだぜ〜〜〜〜!!

予想以上、期待以上にヒャッハー!できる映画で素晴らしかったです。

全身白塗りの男たちがゴテゴテトゲトゲな車に乗って襲ってきたり、主な武器が爆弾を先端につけた投擲の槍(それ用の部隊がいる)だったり、主人公いきなり輸血用の血液袋(ハイオク)にされて車の先端に繋がれたり、女性は基本産む機械かミルク用の搾乳家畜にされていたり、水がない乾いた大地に汗と油の匂いがぷんぷんしてくるような厳しい世界観は、もう何もかもが、実写にすると本当ここまで凄まじいものなのかと、目が釘付けになりました。

正直「核戦争駄目絶対。世紀末になっちゃう、世紀末やばい、世紀末怖い」という思考が生まれて、序盤ちょっと引いていましたが、逆にここまでシリアスにとんでもない世界観を作られると、それはそれで嫌悪感も反転して、なんだかテンションがあがっていきました。

なるほど、これが本当のヒャッハー!という感情だったんですな!

自分の中のヒャッハー!が数段階進化、深化したような感覚になりました。

ストーリーはあってないようなもの、内容の8割以上は大型トレーラーを軸としたアクションなので、世界観にずっぽりはまって、頭を空っぽの状態にして見れば、最高のトリップ感を味わえる映画でした。ヒャッハー!