日本（２−１）オマーン 日本勝ち
厳しい日程、強烈な暑さ、眩しすぎる日差し、完全アウェイの異様な雰囲気、そんな中で選手達の動きはとても散漫でゲーム内容としては決して勝っているとは言えなかったが（チャンスは相手の方があったかもしれない）、それでもしっかりと勝ち点３をとれたのは素晴らしいの一言につきる！
日本よく勝った。相手を完璧に黙らせたのは気持ちよかったぜ！
面白い試合だったが、岡崎と長友を除くスタメン勢の動きは決して良いものとは言えなかった。トラップミスやパスミス、連携のミスなどイージーなミスが多く、相手の精度の悪さに救われた展開だった。
ある意味では勝因は今野の石頭と言ってもいいくらい、相手の自滅に助けられる形になった（相手の怪我交代二人は今野との接触による）。
だがしかし、予選は結果が全て。中東戦術や審判の微妙な相手びいきの反応にもめげずしっかりと最後まで戦い抜いたのは良かったです。
以下、各選手の評価です
川島（5.5）･･ブラインドになったのは分かるがフリーキックは止めて欲しかった。それ以外はしっかりと防いでいた。
今野（6.0）･･ある意味MVP。強い体と頭で相手を二人交代送りにした。吉田のフォローもしっかりしていたが、パスを狭い位置を通そうとするのは見ていて怖かった。
吉田（5.0）･･なんか病気なんじゃないかというくらい動きが散漫だった。不用意なファールも多く、そのうちの一つが相手の点に繋がった。
酒井宏（5.5）･･緊張のせいか前半最初の動きはとても悪かった。あやうく先制点を与えかけた。ただ動きは後半になるにしたがって改善した。
長友（6.5）･･左サイドを圧倒的な運動量で切り裂いた。正直アジアレベルでは止める相手はいないと思う。ボールを持ったときのワクワク感があった。
長谷部（5.5）･･引き気味で攻撃参加がほとんどなかった。そのわりにミスも多くあまり効果的な働きはできなかった。
遠藤（6.0）･･動きが鈍いチームの中でパスを散らしてゲームを落ち着かせいていた。こういう試合では遠藤の散らしは本当に効果的だと思う。
清武（6.5）･･消えている時間が多かったが、チャンスにはしっかり絡むという効果的な仕事をした。A代表初ゴールおめでとう。
岡崎（7.0）･･素晴らしい決勝ゴール。この決定力が岡崎だ！ゲーム全体を通して裏を常に狙う動きで相手の驚異になれていた。守備でも効いていた。
本田（5.5）･･相手のマンツーに近いような厳しいマークでほとんど仕事らしい仕事をさせて貰えなかった。トップにあがってからは余計にボールに触れなかった。
前田（6.0）･･相手の裏に飛び出して相手を引きつける動きができていた。しかし相手の人数が多くボールはあまり持てなかった。
交代選手
酒井高（6.5）･･決勝点につながるセンタリングをあげた。全体の体力が落ちている中でフレッシュな選手が仕掛けるのは当然。しっかりとアピールできた。
細貝（−）･･時間短く評価できず
高橋（−）･･時間短く評価できず、しかし最後の交代は絶対に高橋だと思ってた（笑
ザック監督（6.0）･･酒井高徳の交代は結果として当たりだった。ただ監督としての試合運びは相手の自滅に救われた感がある
