yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『ハンガーゲーム』感想 アメリカも日本も受ける要素は同じなのかもしれませんね

原作未読。アメリカの人気小説ということで、どんなのアメリカ人は好きなんだろうと興味を持って見ました。

休日の昼の回を観賞。観客は15人ほど。男性が多かったです。

公式サイト → http://www.hungergames.jp/

う〜ん、消化不良でした。映画が終わった瞬間に「ハンガーゲーム2日本公開決定」の文字が出てきて続編ありきらしく色々終わりきれていないのが残念でした。

内容としては日本の映画『バトルロワイアル』とほぼ一緒という印象でした。少年少女の殺し合い、体制側に強いられたゲーム、そして最後にある少年少女側のささやかな反乱、物語を構成する要素はほぼ同じだったといっていいでしょう。

しかし、殺し合いは『バトルロワイアル』の方がエキサイティングだったと思います。裏切りや策略、キャラクターも豊富で単純でない闘いがあったと思います。それに比べると『ハンガーゲーム』はいい意味でも悪い意味でも単純だったかなと思いました。まあ、全国中継されている闘いだから倫理的に無茶ができないというのもあるのでしょうが。

しかしこれを見て感じたのは、日本でも昔バトルロワイアルブームがあったように、日本でもアメリカでも若者に受ける要素って同じなのかなと思いました。若者はみんな色々現代の社会に不満や閉塞感を感じているのかなあと。それが感じられたのは良かったと思いました。

でも『2』はたぶん観に行かないでしょう。