yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 26号 感想

今週のアンケート 1位:アオのハコ 2位:逃げ上手 3位:暗号学園

 

(巻頭カラー)SAKAMOTO

表紙のバイクに跨った坂本さんカッコイイ!

本編も坂本さんとスラーさんのアクションお洒落で迫力満点で良かったです。

しかし一方で、スラーさんが生き残った理由やリオンさんが死んだ経緯は全くの不明でした。有月さんの「今日やっと開放される」という台詞から坂本さんに報復で殺される事は分かっていたようでしたので、スラーさんとして生き残ったのは偶然の可能性もあるのかな?

 

夜桜さんち

二刃姉ちゃん、ひふみちゃんも陥落させる。予想外の展開ながら、平和的かつほほえましい決着でで面白かったです。「俺も子どもに戻って二刃姉ちゃんに育てられたい!」と叫びたくなる母性を感じました。

あと相変わらず「合気」の概念がなんでもありでクスリときました。

 

呪術廻戦

「恵なら本気で殴れる」クソ笑った。自分を一度殺した男に似ているし、それを「特殊な訓練を受けている」で表現してくるのもユーモアたっぷりで面白かったです。

ドラゴンボール』を彷彿とさせる超絶アクション展開はテンション上がりました。強者二人とも楽しそうで何よりです!

 

(Cカラー)アオのハコ

人気投票は1位の千夏先輩圧倒的! 

2位の雛ちゃんにダブルスコア、その雛ちゃんも3位〜10位までの票数足した以上の得票数という、まさにダブルヒロインの貫禄を見せつける結果となりました。

そして本編はスキー旅行で長野県に来た大喜くん、千夏先輩も近くに来ていたので駆ける。会いたくて会いたくて、だから会いに行くという心意気に「青春だ〜!」と胸が熱くなりました。

新海誠の映画終盤でRADの曲が流れてきそうな場面ですよこれは。

来週会って再来週告白かな、すごく楽しみです。

 

ドリトライ

「なんか……太くね…?」を見た瞬間に変な笑いが出ました。

「雲母坂先生、ボクシングはそっちの方向でいくのか、いいんだな、了解した!」という覚悟を感じる一コマで素晴らしかったです。

この漫画のボクシングはとにかくファンタジー路線でいくと確信できたので、来週からはそのノリで楽しんでいこうと思います。

 

ウィッチウォッチ

生真面目なイケメンが弄ばれる事でしか得られない栄養素がある。

……とはいえジキルくんちょっと可哀想になりました(笑)

彼の生徒会がどんな評価だったかかは分かりませんが最後に汚点を残してしまいました。これにめげることなく強く生きて欲しいです。

 

キルアオ

ノレンちゃんのお父さん謎に倫理観のない事をしているな……。

漫画的トンデモ展開とはいえ、大狼くんとノレンちゃんのラブコメみたいな展開は望んでいたものですし、一気に偽装彼氏ということで距離感近づいたのは俺得でした。

大狼くんの正体バレないまま親密になって欲しいですね。

 

(Cカラー)(読み切り)君と餃子とエイリアン

友情ってちょっとの共通項が見つかれば育めるものなのかと感じさせてくれる読み切りでした。

キャラクターに好感度を持つ理由も似たようなもので、今回で言えば地球人を何人か食べていたネトくんや倫理観の壊れた殺し屋キヨコちゃんはちょっとクセが強かったですが、「行きつけのラーメン屋が襲われたら怒り狂う気持ち……わかるぜ!」となって最終的には好きになれました。そういった意味では気のいいラーメン屋のおっちゃんが個人的MVPな作品でした。

 

(読み切り)必要十分の私たち

雰囲気のいい女性同士の友情を描いた漫画でしたが、最後「今はまだ自由に生きられるほど強くはないから」というモノローグの後に「私たちにはお互いが必要でお互いさえいれば十分なのだ」といって締めるのはちょっと矛盾を感じました。

閉じた関係性も好きですが、個人的にはこの二人にはお互い強くなって世界が広がって欲しいと思いました。

 

(Cカラー)人造人間100

100さん炎系の能力者だった。

自分の肉体も傷つくらしいですが、今後は殉職したモートセーフの人達の肉体を結びつけるとかしてパワーアップしていくのかな? でもそのためにはナンバー1さんの協力が必要だから無理なのかな? そういった疑問たくさん出てきたので、後始末が気になります。

あと、右腕肥大がドリトライと被っているの奇跡のシンクロで笑ってしまいました。

 

鵺の陰陽師

忘れろビームの七咲さん、真っ当に可愛いですね。

陰キャ学郎くんを成長させようという鵺さんの手保護者目線もけっこう好きです(主人公よりも鵺さんが視点キャラになっているなと思いました)。

あとはここにひとつまみ膳野くんが欲しいので(今週登場しないの寂しかった)、オカルト部創設以降を期待しています。

 

あかね噺

扉絵のチャイナ服あかねちゃんがスパッツを履いているの……時代か……。

本編は「審査の傾向」云々を楽屋が考える中、自分のスタイルで勝負する嘉一さん気持ち良かったです。

一応「数字を優先するなら営業を辞めた意味がない」だけで彼の覚悟は伝わってきますが、来週はこれにどんなくすぐりを足してくるかは注目です。

 

アンデラ

フィルくんのニューボディは伊達じゃない!

大気圏突入で軌道を変えたフィルくんも凄いですが、その後外に出てフィルくんも風子ちゃんも守りきったジーナさんの”不変“半端ねえなと思いました。

最強のナンバー2だぜジーナさん!

 

テンマクキネマ

新市組は思っていた以上にいいチームですね。

実際はここまでちゃん映画関連の仕事を出来る人間は少ないですし学生は精神的にも未熟なので、何もかも手探り状態となって最初は完成させるだけで手一杯になるのですが、このあたりのご都合感はフィクションとしてちゃんと気持ちいいのでありだとお思いました。何かを作り上げる多幸感はしっかり表現されているなと思いました。

 

マッシュル

イノセントゼロさん何か色々考察していますが「マッシュくん当たれば勝てるというだけで特に何も考えていないと思うよ!」と思いました。

イノセントゼロさん爆発四散しましたが、流石にまだこれで終わりではないと思うので、次はどんな攻防が繰り広げられるか楽しみです。

 

逃げ上手

北畠顕家さんの神の如き弓矢に尊氏さんの常軌を逸したカリスマ、時行くんが登場しなくても歴史をなぞるだけで凄く面白いですし、松井先生のその見せ方の迫力に手を叩きました。

しかし尊氏さんここから大逆転して室町幕府開いたのって「マジでどうやったの……?」レベルですね。歴史の主人公は逆の立場で見ると恐ろしすぎです。

 

ロボコ

アイドルロボコのとにかく常識をぶっ壊していく様は、予定調和になりがちなODMの中で伝説になれるし、多くの強火オタクを生み出すのも当然だと思っています。

そういった意味で個人的にはもっとファン描写「俺たちの黄金時代が帰ってきたぜ!!」みたいなもの欲しかったです。アイドルという偶像は本人のキャラクターとファンの熱意の両輪で作っていくものだと思うので。

 

一ノ瀬家

あれ? 詩織ちゃんは翼くんの夢の事を自分も一緒に見ていて認識していたわけじゃないのか、そこは先週ちょっと読み間違えてました。

現実に侵食していく夢は何なのかという翼くんが夢を自覚してからの最初期の疑問に戻ってきましたね。

ていうかお爺ちゃんとお婆ちゃんはどうなったんですか……?もう死んだのですか?

 

ブラッククローバー

ルシウスさん予想外に追い詰められる。それは今ここが未来の見えない存在アスタくんの影響に満ちた世界だったから。

他のキャラクターの活躍場面でもちゃんとアスタくんの主人公性を担保してくるのはこの漫画の良いところだと思います。

ただユノくんはいつも最後をアスタくんに持っていかれるのが悔しいみたいなので、この決戦においては一緒にルシウスさん倒して欲しいと思います。

 

暗号学園

おっとり酔いどれ有能理科教師の育雛さんいいですね。肉枝教官もそうですが、大人キャラもしっかり可愛いですねこの作品。

先週急に出てきた”暗号皇帝”が、”学年大将”や”学園元帥”の上に来るものというのは納得でした(1年生しかいないから”学年大将”がスムーズにいけば数年後学園の一番上のポジションの内定を得るということ)。

クラスメイトから影響を受けているので、その属性をマネして使えるいろは君というのは主人公っぽくて良かったです。

あと、桜の木の周りに腰掛けて尻を付き合わせて話し合いをするシュチュエーション凝っていて好きでした。やりたい。