yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー日本代表 カタールワールドカップ2022 本戦予選 VSコスタリカ戦 感想

日本(0-1)コスタリカ 日本負け

 

圧倒的にボールを支配しながらも、ワンチャンスを相手に決められての敗戦……アジア予選において日本が負けるときにちょくちょく見るやられ方ではありますが、そんな気の抜けたゲームをワールドカップ本番でやってしまったことに、非常にショックを受ける負け方に言葉を失いました。

 

まず前半は前節からスタメンを変えてきましたが、これが全く機能しませんでした。特に上田は全くボールを収められませんでしたし、前の試合ではキーマンであった鎌田もボールに足が付かないことが多く精彩を欠いていました。

 

後半はドイツ戦に成功した3-4-3布陣でアグレッシブさが出て良かったですが、伊藤と三笘の左サイドの連携が全然あってなかったりと、引いた相手を崩しきれなかったです。そして後半30分過ぎになって相手が前に出てくると、吉田の中途半端に繋ごうとしたクリアミスを守田が3人に囲まれてロストすると、伊藤がラインを上げられず残っていたフリーの選手に出されて見事にゴールを決められてしまいました。

 

ありえないミスですが、根底には「自分たちは強い、勝てる」という驕りがあったと思います。「余裕」ではなく「油断」をして、そこから生まれた一瞬の隙がワールドカップという舞台では致命的なのだと、ドイツ戦ではこちらが思い知らしめた形でしたが、この試合では改めて思い知らせられてしまいました。とても悔しいです……。

 

とはいえ、まだグループステージはスペイン戦が残っているので、日本代表には頑張って欲しいと思います。

 

以下、各選手の評価です。

権田(5.5)…危ない場面はひとつだけだったがそれを止めることはできなった。とはいえ彼にそこまで責任があると思えない場面だった。

吉田(4.5)…失点に繋がる気の抜けたクリアをしてしまった。キャプテンがあれをしてしまうとチームが崩れてしまうのでまさにやってはいけないプレイだった。

板倉(6.0)…相手選手に当たり負けすることなくきっちり対応した。ビルドアップも特に問題はなかった。

山根(5.5)…イエローカードを貰うなど守備面では粗さが目立った。攻撃面は悪くなかった。

長友(5.5)…守備面ではきっちりと対応できていたが、攻撃ではもうちょっと積極性が欲しかった。

遠藤(6.0)…ボールを狩るデュエル面ではこの試合一番の存在感を出せていた。攻撃時も良い突破があった。

守田(5.0)…失点に繋がるボールロストをしてしまった。それまでにボールキープだけはしっかりできていただけに痛恨のミスだった。

堂安(5.0)…自身が使えるスペースがほとんどなく消えている時間が多かった。仕掛けもことごとく不発だった

鎌田(5.0)…普段の彼からは考えられない凡ミスが目立ちボールが足についてない印象だった。周りとの連係不足なのか疲労からなのかは判断がつかず。

相馬(5.5)…縦への仕掛けは可能性を感じさせたが、パスの精度は悪かった。フリーキックもあまり良いボールは蹴れなかった。

上田(4.5)…ポストプレーはまったくといっていいほど機能しなかった。本来はゴール前で勝負する選手だと思うのでもったいなかった。

 

交代選手

伊藤(4.0)…消極的プレーで攻撃の目を潰していた。三笘との連携が合わずむしろ彼のスペースを潰していた。失点時にはライン上げが出遅れてしまった。

浅野(5.5)…ディフェンスの背後をつく動きや積極的なプレスで後半の攻勢のキーマンとなった。ただゴールは奪えなかった。

三笘(6.0)…いい形でボールを貰えたのは2回だけだったが、その2回をビッグチャンスに繋げた。可能性を感じさせるプレーだった。

伊東(5.5)…相手と入れ替わって抜け出したプレーは良かった。結果論だが倒れずにシュートを打って欲しかった。

南野(ー)…出場時間短く評価できず。

 

森保監督(5.0)…ドイツ戦同様後半早めに動いていったのは悪くなかった。ただ前半を捨てた形になってしまったのでスタメン選びは失敗だった。