日本（０－０）中国 引き分け
勝つことは大前提としてワールドカップメンバーに食い込んでくるであろうアピールを誰がしてくるかに注目していたので、非常に不満の残る結果となりました。
急増チームであるから連携面などの期待は薄かったですが、それでも相手の守備網を破る積極性であったり、アイデアだったりが、全体的に薄い印象でした。
違いを作り出していたのは、前半の宮市、終盤の相馬などくらいでしたが、森保監督は逆にもっとこの二人を併用すればいいのにと思いました。日程の問題もありますが、戦力の分散、逐次投入は愚策だと思いますし、結果として誰も得をしない感じになってしまったと思います。
次の韓国戦は勝利が優勝のためにも絶対条件なので、覚醒してくる選手が出てくることを期待しております。
以下、各選手の評価です。
大迫（6.0）…中国のファーストシュート以外は特にピンチはなかった。
荒木（6.0）…相手の攻撃時間が少なかったので出番はあまりなかったが、要所はしっかりと抑えていた。橋本にボールを当ててしまったのは不可抗力ではあるがヒヤヒヤした。
中谷（6.0）…相手のFWにほとんど仕事をさせなかった。安定感があった。
佐々木（6.5）…圧倒的存在感で左サイドを完封した。守備陣の中でも特に出来が良かった。
小池（6.0）…積極的に上がる姿勢は良かったが、たまに気合が空回りしているような場面があった。
橋本（5.5）…守備のタスクをきっちりこなされていたと思うが、ゴール前にも何度も顔を出してチャンスに絡んだが決めきれなかった。
野津田（5.5）…悪くはないが、引いた中国を崩すという意味では彼のところでもっと展開力が欲しかった。
森島（5.5）…仕掛ける動きが少なく消えている時間が多かった。
脇坂（6.0）…変化をつけようという動きが多々見れたのは良かったが、得点にまでは結びつかなかった。
宮市（6.5）…前半は特に彼のところでチャンスが生まれていた。スピードを生かした攻撃は迫力があった。
細谷（5.5）…前半はほとんど消えていた。後半はチャンスを作れていたが、ビッグチャンスを外してしまった。
交代選手
町野（5.5）…引いた中国のマークにあい、あまりボールが回ってこない、仕事をさせてもらえなかった。
杉岡（5.5）…攻撃の活性化を期待されての投入だと思うが、結果としてその流れを生み出せなかった。
満田（5.5）…気合は見て取れたが、相手を崩すアイデアを作り出すことはできなかった。
相馬（6.5）…本来なら時間が短くて評価できないが、少ない時間で何度もチャンスを作りだしていた積極性はこの試合一番の見どころだった。
西村（ー）…時間短く評価できず
森保監督（5.0）…勝つという姿勢が見られたかどうかは疑問が残る采配となった。人を並べる以上の戦術は感じなかった。
