yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

3DS『ドラゴンクエスト7』プレイ記録 10 ドラクエ7は世界を救う使命とか勇者の責務とかの話でなく、少年少女の冒険の話だったんだなと改めて思った

メルビン一人旅  ひとりぼっちは寂しいもんな・・・カジノですって懐も寂しいもんな・・・

マリベルが再び仲間になる。嬉しいですがもっと早く戻ってきて欲しかった印象です。親父さんだいぶ前に復活してたでしょ(けっこうな頻度で気にかけていたんですよ私は!)
そして、聖なる種火を手に入れるため、メルビンが一人を操作するクエストに。コスタールのカジノは「神に選ばれたカジノ」と町人どもが言っていたので挑戦してみたら、けっこうな額をすったので、やはりあの神様を信じてはならないと改めて思いました(悔し涙)。
メルビン単体での旅は敵も常にタイマンだったので簡単でしたが、やはり一人で旅するのは寂しかったです。カジノで散財もしてしまい思った以上に切ない旅となりました……


■精霊を探す  シリアスになりそうでなりきらない感じ嫌いではない……でももう少し威厳を見せてくれてもいいのよ!

最初に出会った炎の精霊さん、「俺に任せろ!」と大口たたいて派手なエフェクト出していたわりに、島の封印はとけないわ魔物も一掃できないはで、そんなに活躍できてないくて笑った。
基本的に神様が現れて一安心という状況が覆された人々の不安と絶望、それに抗うように奮戦する民たちの気合いを他所に、精霊まわりのストーリーが緩いのが気になる展開でした。嫌いではありませんが、砂漠の女王様の恐怖や責任感が伝わってくる演出と砂漠の族長の息子三兄弟のギャップ、リーファ族の最後の翼は時を越えて託されたんだという盛り上がりからの風の精霊の「いい男5年分」という外しなど、ちょっとのりきれない部分もあり、戸惑いも大きかったです。
しかし、最終的に精霊たちが集合して神様の正体が魔王だったと看破した後、全てが世界中に知れ渡った後でグランエスタード王から「世界を救ってくれ!」とお願いされた瞬間、マリベルが「お父さんたちが心配になっちゃった。魔王はあんたたちでよろしく」といなくなるところは、もはや緩いを通り越したいっそ清々しいくらいの境地で、大爆笑してしまいました。
いやはや……ここまでされたら、俺にもう言う事はないです。
ドラクエ7は人々を救う使命とか勇者の責務とかそういう話ではなく、少年少女の冒険の話なんだなと改めて気づかされました(世界を救うことになったのは結果的にそうなったという事にすぎない)。
色々腑に落ちたので、心置きなく魔王に挑めそうです!