■メダル王の城/世界一高い塔 メルビンさんの登場は感情の置き所が難しいな(笑)
ついにメダル王に会うことができて、けっこうな数を集めていると思ったのでワクワクしていましたが、交換が45枚以上からということでどくばりしか貰えずに少し凹む。
英雄メルビンさん復活のために世界一高い塔に挑みましたが、あんまり高さを感じなかったのと、一緒に行ってくれたブルジオさんの戦闘参加がなかったことと(金持ち技とか見せて欲しかった)、メルビンさんの姿がもうネタバレしているので出現をどうリアクションしていいのか分からず、感情が迷子になってしまいました。物語内では出オチ的なガッカリ扱いですが、プレイヤーとしては待望の4人目なので嬉しいという気持ちが大きく、なんだかその二つが反発しあって「お・・おう・・・」みたいなリアクションになってしまいました(笑)
ちなみに戦闘は魔物使いガボが「はげしい炎」を覚えたので、塔のほぼすべての敵を1ターン目初手で倒せるので快適でした。ここまで強いと戦闘が気持ち良すぎです(上級職を辞めると特技がなくなる仕様とか悲しいぜ・・)。
■プロビナ 神父様判断ミスかと思ったらそうでもなかった! りゅうき兵強すぎだろ!
始まって早々人間同士が憎みあう系の話かと思って身構えましたが、結果として魔物が暗躍していましたし、村人たちも魂をとられただけで大部分は生還できたのでモヤモヤせずに済みました。
しかし、神父様が「あなたは生き延びてください!」と言って主人公たちを閉じ込めたシーンは、普通に『ドラクエ4』のトラウマを思い出しましたし、「こっちは大陸沈めたグラコスさえも倒したんだぞ、もっと信頼しろ!」と怒りが湧いていたり、「英雄の中の英雄」と言われていたメルビンさんが教会の地下扉すら破れないのかと落胆したり、感情忙しかったです。
ですが、ボスのりゅうき兵さんが普通にバギクロスとか打ってきて「女神像」による弱体化がなければ負けていたので「あれの強さを知っていた神父様は悪くない!」と認識改めました。しゃーない!
■ルーメン ついに全く記憶にない島に到達。俺は20年前の俺を越えた!
過去の砂漠の城で地下宝物庫から石盤を回収した瞬間「……ん?昔こんなところに入ったかな?」と頭に疑問符がよぎり、忘れているだけなのかどうなのか分からず次の島ルーメンにまで行きましたが、その後の塔で闇のドラゴンと戦闘が始まった段階で「絶対これ見たことないやつだああああ!!!」と、ついに20年前に到達していなかった未知の島、ストーリーを自分がやっていることを自覚できました。
それゆえルーメンが何度も滅びてその原因を探るストーリーはかなり面白かったですし(今までのはどことなく既視感があったけどこれは完全にないので)、「ロッキーさああああん!!」「チョビつええええ!!!」など盛り上がり所でしっかり盛り上がれて楽しかったです。
あとこのエピソードはヘルバオムがめちゃくちゃ怖かったですね。村人の断末魔はエグかったですし、魔物への恐怖が村人に色濃く残っていると分かっているからこそ、村人のチョビに対する不安も迂闊に攻められないなと思いました。……まあシーブルさんのメンタルが鋼すぎるというのもありますけどね(笑)