日本（２－０）サウジアラビア 日本勝ち
日本代表貫録勝ち。
守備ではサウジアラビアにボールは持たれても遠藤、田中、守田のブロックを中心にほとんどチャンスらしいチャンスは作らせず、攻撃では伊東のスピードをはじめとする各選手の個人技を中心に攻めつづけ、ほぼ一方的にゲームを支配して勝利することができた印象でした。
その最大の要因は先制点で、これによりゲーム展開がかなり楽になったと思いました。その場面では特に難しいパスに追いついて見せた伊東のスプリントが素晴らしかったです。
更に伊東は２得点目も豪快に突き刺して、まさに今回の勝利の立役者といえる大活躍でした。
そして前半は多少ちぐはぐだった前線からのチェイスも、後半はしっかり修正され、メンバーが変わってもそれが継続されていたのは良かったです。
前回のアウェーでの敗戦を払拭する素晴らしい勝利でした。これでまた一つ、ワールドカップ出場に近づきました。やったぜ！
以下、各選手の評価です。
権田（6.0）・・危ないシュートは一本だけだったが、しっかりと冷静に対応できていた。
板倉（6.0）・・イエローカードは貰ったが、相手フォワードに決定的な仕事は一切させなかった。
谷口（6.5）・・守備ではしっかりとセイフティーなプレーに徹していた。ビルドアップでも安定感があった。
長友（6.5）・・持ち前の運動量と粘りの守備で貢献した。気迫を感じられるプレーはチームに勢いを与えた。
酒井（6.5）・・特に後半は積極的に上がってチャンスを何度も演出していた。決定機に繋がるクロスを２本はあげた。
遠藤（6.5）・・出足のよい守備で要所をしっかりと抑えて存在感を発揮していた。
守田（7.0）・・正確なボールタッチで常に気の利いた場所にボールを配球していた。守備でも遠藤、田中と連動してよくボールを刈っていた。
田中（7.0）・・攻撃に守備に９０分間どこにでも現れてボールを触り日本のリズムを作りだしていた。ゴール前にも顔を出し決定的チャンスに絡んだ。
南野（7.0）・・ボールが足についていない時もあったが、日本の勝利につながる貴重な先制点を叩き込んだ。
伊東（7.5）・・１ゴール１アシストの活躍。抜群のスピードで常にサウジアラビアの脅威となっていた。特に２点目となった弾丸ゴールは震えがくるほど素晴らしかった。
大迫（6.0）・・前半は孤立気味であったが、彼に人が集まることで周りが活きていた。ボールもちゃんと収められていた。
交代選手
中山（5.0）・・試合に上手く入れず不安定だった。持ちすぎてボールロストやカバーが遅かったりと空回りしていた印象だった。
前田（5.5）・・前線のチェイスは良かったが、攻撃ではあまり目立つことができなかった。
浅野（5.5）・・スピードは終盤の時間帯の脅威になっていたが、決定機を大きく外してしまった。あれが決められないとスタメンは苦しい。
原口（ー）・・時間短く評価できず。
森保監督（6.5）・・中国戦と同じメンバーでしっかり準備したのが勝利に繋がった。後半の修正は良かったが、交代選手はあまり結果を出すことはできなかった。
