TVアニメ『ＰＵＩＰＵＩモルカー』全１２話　感想　１話２分４０秒に凝縮された圧倒的情報量と可愛さに毎週撃ち抜かれていた！

２話が放送されたあたりにTwitterで２次創作絵が溢れ、Ｖtuber名取さなが面白さを力説していたので興味を持って視聴。見た瞬間に胸を撃ち抜かれたような衝撃を受けました。

【Amazon.co.jp限定】PUI PUI モルカー (受注限定生産)(モルカー運転免許証:テディ付) [Blu-ray]

発売日: 2021/07/28
メディア: Blu-ray

「そうやって動くのかよっ！！」

モルカーのぱっと見のビジュアルから、車のタイヤのような手足が車輪のように回ると思っていたら、ＯＰから予想を裏切られトテトテと歩き出したことに、雷に打たれたような衝撃を受けました。そしてその動きだけで「ものすごい斬新かつ可愛いものが現れた！」と一気にモルカー達に心を鷲掴みにされてしまいました。

驚きはさらに継続されます。個性豊かな様々な柄のモルカー達、ストップモーションであることを疑うレベルの一画面内で多くのモルカーが動いてカメラも一緒についていく迫力ある映像、ブラックユーモアも入ったこぎみよいネタ、そしてそれらを全ての感想を上書きする圧倒的可愛さのビジュアル、２分４０秒とは思えない、いや２分４０秒だからこそ１秒の手抜きもなく細部まで演出の行き届いた、凝縮されたクオリティに圧倒されてしまいました。

１度だけでは飽き足らない、何度も見たくなる、なんなら再生速度を0,25倍速にして細かな動きやお話や演出の繋がりを確認して楽しんでしまいたくなる、そんな幸せな視聴体験を毎週届けてくれました。

渋滞や危険運転や雪の日の事故など、車のちょと嫌になる部分すらモルカーという可愛い存在にすることで許される、何かクスリと笑えるようにしてしまうユーモアも、とても気持ちよかったです。

ああ、モルカー・・乗りたいなあ・・・、もっと見たいなあ・・・

全て見終わった後にモルカーロスになってしまうことだけがたまにきずですが、この感情はグッズ等を買って紛らわそうと思っております。