yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 21年 16号 感想


今週のアンケート 1位:ヒーローアカデミア 2位:逃げ上手 3位:ストーン

 

(巻頭カラー)ヒーローアカデミア
非難も不安も全て俺に向けてれてと宣言するエンデヴァーさんは痺れました。全てを勝利してきたオールマイトさんとは残念ながら違いますが、彼もまたこの作中の混沌とする時代の「平和の象徴」「ヒーローの象徴」になったんだと感じる回でした。
そして終章開幕。デクくんの目が死んでいるのが(みんなを笑顔にして自分も常に笑顔だったオールマイトに憧れた男がこれは)、切ないが果たしてどんな展開になっていくのかな?

 

呪術廻戦
乙骨先輩味方だった。そりゃまあそうだろうなとは思いつつ、マジで顔とか怖かったので信じきれてない自分がいました。一安心です。
そして、始まる死滅回游。要はバトルロワイアルの殺し合いですね。伏黒くんが「まずは俺を助けろ」と言うのはとてもスマートな導入でした。
あと、なんだかんだで一番びっくりしたのは、虎杖母に縫い目があったことです。そっちかよ・・、色々な意味で気持ちが悪いぞ、のりとし・・・

 

逃げ上手
時行くん陣営が完璧な策にはめていく過程も相当面白かったですが、そのうえで敵側の貞宗さんがそれを覆してくる流れは、手に汗握りました。表情からギャグが消え、馬や弓の描写の迫力もあって、これは相当にレベルが高い攻防でした。
まさに絶対絶命、しかしそれでも笑う時行くんは実に底知れない英雄の資質が溢れてでいて、来週どうやって反撃してくるか楽しみです。

 

ストーン
「二手に別れます」のフランソワの通信がジュエル宛へのメッセージでもあったという展開は凄すぎて「おおっ!」と思わず唸りました。
白旗を無視する相手に無線が壊れている事を悟るゲンさんの気づきなど、少しづつ逆転の布石が張られてきましたが、カセキさんの「科学は命なんか越えちゃって未来に未来に重なっていくもの」という台詞や、伏せられた千空くんの無線、そしてそれを聞いた面々が全滅必死と言っている事からまだまだ気の抜けない緊張感が溢れています。早く来週が見たいのに次号は休載。早く再来週カモン!

 

ブラッククローバー
ナハトさんは一度最上位悪魔に心を折られるも、弟の復讐と愚かな自分自身への贖罪のために行動するリベンジャーだった。先週から気になっていて彼の闘志の根幹が分かったのは良かったです。
でもこのままだと彼は殉職してしまいそうなので、黒の暴牛の面々の助けに期待しています。

 

(Cカラー)夜桜さんち
カラー扉絵は四怨さんと嫌五くん。裸ジャケットにボディペイントって攻撃的でカッコイイですよね。今までとは違った感じのカラーで興味深かったです。
本編は、スペックや地の利で劣るものの、変則タッグマッチとも言うべき状況からコミュニケーション力で差を付けてくるのは良かったですし、納得感ありました。
そして開花の見開きメチャクチャカッコイイ!!
特に嫌五くんは顔が良すぎるのでは・・?

 

高校生家族
前半と後半で読み心地が違う、2段構えのギャグでとても良かったです。
「困るな!困る必要はない!」は子供としての完璧なリアクションで面白かったですし、だんだん行為がエスカレートして赤ちゃんプレイまでいくのは業が深かった(笑)
そして、何も言わない友情には涙が溢れました。これが武士の情けだ。

 

アンデラ
不正義が発動したのにビリーさんがジュイスさんを攻撃できたということは、ビリーさんの正義は「ジュイスさんを傷つけたくない」になるのですよね。更に「俺を信じているから不正義が使えなかった」という台詞からビリーさんの(コピーした能力使用の)発動条件は信じて貰えていないことなのかもしれませんね。
色々考察が捗りますが、一見では面白さが理解しにくい漫画だなと改めて思いました。

 

クーロンズ
「みんなで手伝えばいい」は温かい話のようで「常に部員の一人は練習から抜けるけど大丈夫か?」になり、結果的に常にかりんちゃんだけが店番してそうで怖いです。
そこの展開に目を瞑れば、野球勝負とそれにより剣くんが情熱を取り戻す流れはとても王道で面白かったです。

 

SAKAMOTO
「どきな!」で肘を入れてくるババアはまだ理解できたけど、その後「大人しく渡せデブ」「殺せ」となっているババア達はライン越えしすぎでしょ(笑)親の愛は暴走するとデカいという事なのかな?
花ちゃんとても可愛いし、小学校に通い出したら色々ドタバタイベントありそうで、今後はそのあたりも楽しみです。

 

(Cカラー)(読切)落ち武シャーク
世界観の雰囲気とか、大人がちゃんとした感じとか、妖怪を扱っていてダークな感じも出しつつ、人の温かみが感じられる作品は、いいバランス感覚で、好感度高かったです。
ただタイトルでもある「落ち武シャーク」が只の出オチ雑魚敵キャラだったのはちょっと肩すかしでした。主人公側を差す言葉でないなら、もっと適切なタイトルがあったでしょうし、逆にインパクトが強いタイトルを付けれるほどの大きな特長が主人公側に無かったのが弱みかなとも思いました。

 

ロボコ
モテ杉くん暴走しすぎてクソ笑った。
ロボコがツッコミに回るほどの変態っぷりは驚異的で、その面白さと引き替えに一瞬好感度が下がりましたが、飲み込んで喉元過ぎた後なら、むしろさらに好きなキャラクターになりました。
これはリアルの人間関係も一緒で、変な奴を変な奴としてそのまま理解すると、けっこう大丈夫なんですよね。ロボコは今日も僕たちに大事な事を教えてくれる・・。

 

アイテルシー
手を・・手を離してしまった・・それは刑事としてはどうなんだ・・・
結果的に伸人さんを殺した最後の一押しは手を離した相生さんだし、それを許した左近さんが、どの口を持って「不屈で格好いいヒーローになる」と言っているのか理解できませんでした。純粋悪の犯罪者を殺すことの是非はそれぞれの立場で異なるでしょうが、少なくとも刑事がやっていい事ではないと思います。
しかしながら来週から一回死んで、アウトローとして犯罪者を追うならありだと思うので、まだ評価を下すのは早計だと思っています。

 

マッシュル
カルパッチョくん敗北を認める。ちゃんとフィンくんの頑張りを肯定する気持ちのいい話で終わったと思います。
そしてドットさんやランスくんは何もせずに終了。ド本命はマーガレットさんとの対決ですが、この2人も格上げイベントあるといいなと思います(個人的には神格者決定の最後の闘いはVSランスくんだと嬉しいです)。

 

ウィッチウォッチ
バカに分裂したニコちゃんが可愛すぎて、これは手伝ってしまうの仕方がないなと思いました。しかし作業効率は変わらなくても楽しくやれているなら便利な魔法なのかもしれません。
シリアス展開にいきそうですが、これまででかなりモイくんに対する信頼感があるので、全然心配していないです。

 

マグちゃん
姿形でマグちゃんの可愛さを演出するだけでは飽きたらず、ヌーを読む、犬を溺愛する、語尾にワンを付けて喋るなど、普段とは違った仕草や態度や言葉遣いで心をキュンキュンさせてくれる展開とても心がホクホクしました。
ウニ助さんの頑張りもなんだかとても親近感沸いて、個人的に今回の話でちゃんとマグちゃんズメンバーの一員になれた印象でした。

 

ニライカナイ
「やりすぎちゃったよ・・」の鮫さんのリアクションと、その後のセイラさんが腕ぶったぎった後の「じゃあ私を捕らえてください」などの反応笑った。鮫さんが型破りでありつつつも、刑事として人としてちゃんと普通なのがとても良く効いたギャグでした。
そしてポセイドンの腕デカいな。装着したら小さくなるとかそういう仕様なのかな?

 

あやトラ
すずちゃんが破廉恥すぎて今週もサイコーでした。お風呂を覗かれている事も想定してのポーズとか仕草と考えるとエロスが増しますね。
あとは、ラチカちゃんがお湯に浸かって服が溶けるのも(妖力で服を再現しているなら当たり前ですが)、読者の要望に適切に答えた表現で素晴らしかったと思います。ムクレている表情も可愛かったです。

 

(読切)無知との遭遇
他人は自分を映す鏡ととはよく言ったのもで、コミュニケーションの話としては、よくまとまっていて面白かったです。
ただ、物理現象や用語などの使い方はちょっと気になりました(重力は物体の質量やエネルギーで生まれるものという定義なので、万物は重力を持っているし、作中サイズの大きさで惑星クラスの重力を出せる石がルナタイトだとしたら、エネルギーが異次元すぎてなんで崩壊してないかとかブラックホール化してないのが不思議レベルなので、そこを無知とかで表現されると違和感がありました)

 

ほの見える
伊織くんの隠形鬼を呼ぶか否かの決断シーンは、選手の不穏な電話演出からの流れだと闇墜ちみたいな悲劇に繋がる感じかなと思ったけど、柱の文章を見るとトラウマを乗り越えた熱いシーンみたいな内容で、ちょっと混乱しました。とりあえず来週の結果を見て判断したいと思います。

 

BULD KING
ビガーが寿命を削っていると考えると、ポンポン大技使っている親方衆の気前の良さに驚かされます。
しかし「ぶっ殺し工事開始!」とか、「お前等まともな建築しろよ・・・」とツッコミたくなる展開ではありますね(笑)
あと「レンガ今出してやるからな。俺の溶接棒で」が卑猥に言葉に聞こえた私は反省しようと思いました。