本を読まねばと思い、とりあえず目に付いた以下の四冊の新書を電子書籍で読んでみました。
『集中はいらない』 森博史
『全ての教育は「洗脳」である』 堀江貴文
『ゼニの人間学。』 青木雄二
『仕事は楽しいかね?』 デイル・ドーテン
これらの本は読んでみるとある種の傾向があり、例えば「集中は偉いという風潮」に対して「分散型思考のすすめ」であったり、「学校教育は尊いという価値観」に対して「そこにある洗脳の弊害は無視できないと提示する」といった感じで、既存の良いとされる価値に対しての逆張りをして、読者に大きな印象を与えるといった事をやっていました。
そしてそれにプラスして著者の人間性というか、生き方(彼らなりの成功体験)がそれを担保する証拠として提示して納得感を出すといった内容でした。
自己啓発本というのはあまり読んだことなかったのですが、こういった形が親書の基本形なのかなあと感じました。
役にたつかどうかはけっこう微妙でしたが、著者のキャラクター性がダイレクトに出ている感じだったので、その人を知りたい、その人のやり方や考え方に興味がある、というのを読む基準にして、楽しむことができました。