yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 16年 35号 感想

今回のプレゼントは『ワンピース』『ヒーローアカデミア』『左門くん』『鬼滅の刃』で応募。当たるといいなあ。

今週のアンケート 1位:ブリーチ 2位:鬼滅の刃 3位:幽奈さん


(新連載)(巻頭カラー)約束のネバーランド

扉絵の集合絵を見た瞬間の気持ち「エマちゃんアホ毛やばいな!」でした(笑)
……それはさておき、展開としては鬼が出てきたり、この流れから食用肉農園でであるということ以外は、ほぼ予想通りすぎる感じで、第一話の盛り上がりとしては薄かったです。
まあしかし、儀式的なものやまったく分からない外の世界など、気になる要素はたくさんありますし、面白くなるのは実際これからでしょうから、3〜4話くらいで一回ドンと盛りあげてくれたらないいなと思います。


ヒーローアカデミア

出久くんシュートスタイルになる。
腕の不安を解消することや、空いた腕でアイテムを駆使できることを考えれば悪い選択ではないと思いますが、飯田くんと被っているうえに、それらしい伏線があったわけでもないので、とりあえずは様子見です。
まあ裂蹴拳こそが最強の格闘技(幽々白書より)ですから、平和の象徴を目指すなら間違っていないと思います。


ワンピース

ジンベエさんは傘下抜けの願いを取り下げ、プリンちゃんは身動き取れず(罠ではなかった?)、ペコムズさんはカポネに殺される。いろいろと謎が多い展開ですが、「てめえママを舐めすぎなんだよ」の台詞含めてカポネさんが暗躍していそうですね。楽しみです。
そしてシーザーも大ピンチで(ほとんど身から出た錆だけど)大変そうです。
そんな中、ラストの全然緊迫していないルフィはちょっと笑った。増えた一味といいなんてシュールな絵面だ。


(Cカラー)ブラッククローバー

ヤミさんさらっとに強くなっているぅぅぅぅぅ。
闇魔法で次元が斬れるとかもはや意味不明でございますが、カッコイイから不問とします。
終わってみればこの海底神殿編は黒の暴牛全員大活躍でしたね。来週どういう風にシリーズ締めるのかも期待しています。


ハイキュー

先生方の牡蠣の流れは絶対次の日自主練になるパターンだこれ(笑)
日向くんが入ってバリバリ互いを意識し出す一年生ズや、かつての独裁の王様と言われた自分と今の自分で葛藤する影山くんなどそれぞれの合宿で動きが出てきたのが面白いですね。
あと「天才は完璧から最も遠い存在」という定義も面白いなと思いました。積極的に取り入れていきたい表現だ。


銀魂

良かった。銀さん達は先週の長谷川さんと違ってすぐにマダオになることはなかったぜ。『シン・ゴジラ』を観た後だからか余計にですが、一人の先導する姿を頼りに多くの人々、群衆のパワーで絶望を乗りきる描写は感動させられます。
そして喜々さん、実際の日本の歴史的にも最後の将軍をモチーフにしたキャラですから、どういう風に存在感を出してくれるか気になります。桂さんあがりがめちゃくちゃにしてしまいそうな雰囲気もありますが(笑)


(Cカラー)斉木楠雄

企画回。麻生先生は楽できたみたいな話していますが、実際これだけの量のネタをまとめるのも相当大変だった思います。
個人的MVPは葉書も紹介されたコレクション砂化です。これこそ(八つ当たり以外に使えない)無駄能力!


食戟のソーマ

豪雪うどんはまったく知らない食材だったので「へー」でした。
しかし男の三下のリアクションでは盛り上がれないと思っていたところに、ラストでえりな様がセイバーに。
「くっ、殺せ……」とか本当に似合いそう。


ワールドトリガー

「もう何もしないままやられるわけにはいかない……」と言いながら壁の後に隠れる修くん。こういう弱者闘い方嫌いじゃないです。日本よ、これがオッサムだ!


幽奈さん

扉絵の幽霊だけど焼ける夏はまったく意味分からないですが、サービス精神と一部の需要にきっちり応えていて素晴らしかったです。
本編はついにワンパンすら使わない男前コガラシくん。今回でてきた妖怪の「我を封じたあの女」発言でコガラシくんの師匠女性説も出てきましたね。
あとは宮崎さんの恋する乙女っぷりが随所に観られて良かったです。恋は女を魅力的にするぜ!


鬼滅の刃

頑張れ、負けるな、炭治郎!
自分で自分を一生懸命鼓舞する様は大好きです。「長男だから我慢できた次男だったらできなかっただろう」とか思考の中に入り込んでくるネガティブ善逸さんとか、後半の彼の思考の流れは非常に面白かったです。
あと鬼の限界という概念もちょっと興味そそられました。そのあたりに鬼舞辻さんの目的もあるのかな?


火の丸相撲

蛍くんの笑顔なんだかとても寒気がしました。重圧すら関係ないと言える覚悟と悲愴な決意、純粋すぎるが故のヤンデレ感みたいなものが全身から立ち上っていて、ちょっと怖いくらいでした。
願わくば本当にイイ奴ですから、彼が本当に報われる時をおおいに期待して今は待ちたいと思います。


たくバツ

心配していましたが、お尻から説教というギャグも挟みつつ、上手いところに落とし込んで、予想以上に読後感は良かったです。
地獄や物の怪を扱っているわりに霊的なものが出てこないというのはちょっと違和感ありますが、作者的には『化物語』的なものがやりたいんだろうなと思って納得しています。


背筋をピン!と

一瞬だけでも会場中の視線を独占して主役になれた二人。気持ちいい感じがこっちのも伝わってくる感じで大興奮でした。
その後のみんながキラキラして追随してくるという描写も、彼がしっかりと与えた影響ということで素晴らしかったです。
今までを振り返るなど、けっこう最終回近いっぽい演出ですが(次週は二年後で本当に決勝に上がって対決する今の一年生ズみたいな)、まだまだこの漫画にはじっくり頑張っていって欲しいと思います。


トリコ

馬王さんの首がぁぁぁぁ、鳥王さんの羽がぁぁぁぁ!!!
ネオ無双。蛇王さんも派手な技見せてきましたが、駄目そうな気がします……。
そしてペアさん。ネオを封印する以外にもアカシアさんとの間に約束がありそうですが果たして。
またラストは三虎復活!復活!
これはとても嬉しいですが、コピーできるグルメラックとは一体、ますます食運の定義が分からなくなっていく(笑)


左門くん

手羽先プリン……名前を聞いただけで不味そうなイメージしか沸いてこないぜ。
九頭龍くんが手羽先プリンを「こんな残飯作れねえよ」と言って料理しているのが最高に面白かったです。てっしーは手羽先が絡まなければ可愛いのにっ!


ニセコイ

めっちゃ雰囲気で流しているが、恋とはそんな爽やかなものではないぞ。
ライバルがいなくなったのに恋心を去勢された状態で、見守らされ続けるとか小野寺さんは可哀相すぎるのではないのか。数年後新たな恋でもしていて貰わないと救いがなさ過ぎます……。


こち亀

両さんと京華さん秘密を共有する。両津はやり手の金融業くらいに言っていますが、警察の情報を集めたり色々しているのを見るとかなりの悪だぞその翔という男は。
まあしかし、両さんは悪に染まることがないので、むしろこれを機に一文字組のことをかき乱してくれたらなと思っています。あの余裕な感じを崩して欲しいです。


ブリーチ

やべえ、本当に本当に終わりそうだ! 
絶対にジャンプ本誌では終わるにしても他誌への移籍して続きを描くものだと思っていましたが、怒濤の伏線回収は一気に畳んでいる印象です。
ただ、その分お話しとしては圧倒的密度で面白いです。「私の死した未来さえ書き換えてくれよう」という台詞力、折れた天鎖残月の中から出てくる残月という展開力、陛下の見た予言の夢が真実になるという伏線力、あらゆる点で素晴らしく、濃度の濃いブリーチです。


磯兵衛

「江戸時代にないものまで持ってきてくる相当優秀な家臣」笑った。雰囲気的にはゲームっぽいですね。
そして日が暮れたら帰る磯兵衛はけっこう意識の埒外でちょっとびっくりしました。こいつここまで常識がないやつだったのか(笑)