とりあえず2巻までの感想。絵がすっごく可愛かったので購入。
- 作者: ペトス
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/03/06
- メディア: Kindle版
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これは主人公の生物教師が、学校にいる亜人の女の子たち(生徒や教師)の悩みに答えたり、触れあったりする漫画ですが、読む前は妖怪的な女の子達の可愛さを愛でる日常物かなと思ったのですが、思った以上に言葉に気を使っている、とてもほっこりできる青春作品でした。
亜人(デミ)ちゃん達の悩みをしっかり解説し、それに答える教師の真剣さが伝わってくる解答、やりとりはどれもすごく丁寧に練られていて、とても優しい気持ちになれました。
キャラクター達の亜人的な性質(ヴァンパイアの血を吸わないといけないとか、デュラハンの首が飛ぶなどの性質)を個性と言い切り、等身大の女子高生として描いているのは新鮮でしたし、それによって「人と違う私」という普遍的な悩みに落とし込んでいるので、とても共感しやすかったです。
そして、その上で可愛らしい場面はしっかりと可愛く、笑えるところはけっこう小気味よく笑わせてくれて、バランス良かったです。
まあ、とにかく最終的に僕が何が言いたいかというと、デュラハンの京子ちゃん超絶可愛いということです!
可愛いは正義。恋する女の子とは、なんとも魅力的なのでありましょうと叫びたくなりました。
……あと、余談ですがしっかり楽しんだ後でもこの漫画「あじんちゃん」と時々読んでしまいます。「デミ」の方が可愛いんですが、言葉の力って恐ろしいです(笑)