yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

なでしこジャパン ワールドカップ2015 決勝 VSアメリカ戦 感想

なでしこ(2−5)アメリカ  なでしこ負け  準優勝

負けた……完敗だ……

試合そのものは15分くらいまでに立て続けに4失点したことによって決まってしまった。開始早々にセットプレーから決められて、浮足立ってミスが続いたところを的確に突かれてしまいました。

それは日本の集中力が切れてしまったことによることもありましたが、それ以上にそれをしっかりと点に繋げるアメリカが本当に強かった。2点差に詰められた後にすぐさま引き離す様は力量差をマジマジと見せつけられた印象でした。それにしても、高さに勝るチームの方が奇策のグラウンダーボールで攻めてくるというのは意外性がありました。完全に日本は裏をかかれた格好だったと思います。

しかしながら、なでしこはそんな劣勢の中でも、最後までよく頑張ったと思います。2点を返したこともそうですし、攻撃の手を緩めることなくホイッスルの瞬間までゴールに迫っていった様は素晴らしかったです。

だからこそ、こちらも最後まで応援することができました。

結果は完敗でしたが、ファイナリストとして、ワールドカップ第2位の準優勝チームとして、胸を張っていいと思います。

お疲れ様、なでしこ。


以下、各選手の評価です。


海堀(4.5)‥ノーチャンスのものもあったが結果は5失点。決定的な4失点目を自らのポジショニングミスで招いてしまった。
岩清水(4.0)‥今日のゲームはとにかく精彩を欠いていた。いつものような冷静さが見られなかった。
熊谷(5.0)‥個人では裏抜けへの対応などスピードや体格で勝る相手をケアできていた。しかし守備の要として粘り切れなかった。
鮫島(5.0)‥守備においては能力勝る相手にかなりの苦戦を強いられていた。ポジションを上げてからは攻撃に貢献したが点はとれなかった。
有吉(5.0)‥モーガンのスピードにちぎられそうにもなるが、粘り強く守れていた。攻撃でも顔を多く出していたが決定機は作れなかった。
阪口(5.0)‥慣れないセンターバックにも必死で対応していたが、少々危なかっしいプレイもいくつかあった。
宇津木(5.0)‥ビルドアップや守備において頑張っていた。最低限の仕事はしたが、ミドルなど、ジャストミートに決めてほしかった。
川澄(5.5)‥大儀見へのいいアシストを決めた。前半のうちに交代してしまったのでそれ以上の活躍はできなかった。
宮間(5.5)‥オウンゴールにつながるクロスなど、後ろ目から質のいいパスを何本も出していた。しかし少々一辺倒になりすぎていたかも。
大野(5.0)‥一生懸命前線で守備にボール受けに動き待っていたが、怖さはあまり感じられなかった。
大儀見(5.5)‥ターゲットとして奮戦していたし、反撃のきっかけとなる1得点をあげた。ただエースとしてはさらに点が欲しかった。


交代選手

澤 (5.5)‥崩れかけたチームを必死の鼓舞とプレイでなんとか立て直した。セットプレー時もいい動きがあったので得点して欲しかった。
菅澤(5.0)‥ターゲットとしては及第点のプレイだったが、決定的な場面でヘディングが正面にとぶなど勝負弱かった。
岩淵(4.5)‥ボールにあまり絡めなかった、突破を試みるも潰されるなど、焦りからか力がだしきれなかった。


佐々木監督(4.0)‥立て続けにとられすぎてできることはあまりなかったかもしれないが、セットプレーの守りの修正はしたかった。