yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 20年 13号 感想

今週のアンケート 1位:恋するワンピース 2位:アクタージュ 3位:ミタマ

 

(巻頭カラー)ワンピース
アオハル扉絵面白い試みだったと思います。裏の対談が絵描き同士のこだわりが感じられました。
本編はおでんさん死す。見事な散り様でした。そしてこれだけの事を乗り越えた赤鞘同士達の中に裏切り者がいるなんてとても考えたくないのですが、真相は果たして・・・。
あと、カイドウさんの「ババアは殺しておいた」「真面目だな」のやりとりは任侠映画っぽかったです。筋を違えたものはたとえ功労者でも許さない的な。このあたりは共感とは別ベクトルの所にある世界観で良かったです。

 

(読み切り)恋するワンピース
「麦わら一味を高校生というと我々の事では」めちゃくちゃ笑った。アオハルポスター扉絵、ワンピース本編の「物語は現代へ走り始める」の煽りを全部前振りに使ってのこの落差よ(笑)
つくづく伊原先生は傑物だと思いました。
内容は新規読者置いてけぼりですが、元々人を選ぶ作品なので問題なしです(いちもの狂気はちょとなりを潜めていたが)。
チョッパーのリアル映像の所のナミさんのツッコミが全部的確で面白かったです「そのわりにわんぱくだな」。ワンピースファンでいるとこの漫画も楽しめて2倍の満足感。

 

鬼滅の刃
無惨様「走って逃げた」がシュールかつ彼らしくて笑ってしまいました。逃げるは恥だが役に立つ(恥とも思わない無惨様は本当にやっかい)。あと、「深く刺さる方がまずい」と言った直後に伊黒さんに刺されるのも因果応報で面白かったです。
そしてついに、ねずこ到着。無惨様逃亡の枷となるか、それとも覚醒の贄となってしまうのか、分からない!

 

ネバーランド
ピーターさん格を見せつけたと思ったら、あっさりと後ろをとられて終了?_
やはり彼はボスの器ではなかった、時代はイザベラママだぜ。
思ったよりもエマちゃん達が籠城後をあんまり考えてなさそうなのが気になりますが、イザベラママとの対決を活躍を期待します。

 

ハイキュー
ニンジャショーヨー、ロメロさんの娘にも認知されてるくらいブラジルで有名人だった。トランプ大統領の娘がピコ太郎を踊っていたくらいの衝撃だぜ。
日向くんの進化事態はビーチ編でも説明されていましたが、こうしてコート上で解説が入るとより分かり易くて良かったです。

 

ストーン
世界中の人間をロケット作るために起こせば、自分が科学使いの一番手になるわけでないかもと考えている千空くんをもってして、霊長類最強と断言される司さんの信頼感よ。まあ初見ボウガンを素手で掴んだり、人間越えてますからね彼。ストーン世界の縁壱さんですよ。
あとは、島編ラストを「繋げてくれた宝島だったぞ」で締めたのは読後感とても良かったです。

 

ぼく勉
これだけ雨降ったら飛行機飛ばないのでは・・という疑問はさておき、先生もあしゅみー先輩も成行くんの背中を押す事に。特にあしゅみー先輩は告白しきれなかった切なさがありましたね。
さあ、クライマックスだ。うるかちゃん派としては待ちに待った待望の瞬間、すごい、すごい楽しみにしております。

 

(Cカラー)チェンソーマン
カラー扉絵めっちゃ攻めている!公共の場で読んでたからガチでびっくりしました。
本編はドイツのサンタクロースがかなりえげつなくてびっくりなんですが、公安のみんなが心を一つにしている感じが良かったです。そして乱戦になりそうですが、結果がまったく読めません。どれくらい死ぬんだこれ・・・。
人気投票はデンジくん、パワーちゃん、アキくん、マキマさんの4傑は揺るがないにしてもその後はかなり読めないな。

 

アンデッドアンラック
永遠の16歳(17歳教ではないのか・・・)ジーナさんのデスマスクにキスしようとする精神のとびっぷりはかなり好きです。
ゾンビ映画とかでもそうですが、スプラッターもある種のラインを超えるとギャグになるのが打ち上げ花火の所で示されるの面白かったです。
だけどバトルの熱さは失っていないので、とてもいいバランス感覚を持った作者だと思います。

 

ブラッククローバー
金色の夜明け団の全滅っぷりを見た後だとかなり切羽詰まった状況なのですが、黒の暴牛は最強格のヤミ、アッタカーのノエル、無限魔力回復のチャーミー、移動の要フィンラルを抜いてなお、悪魔と曲がりなりにも対峙できるのは団の層の熱さを感じさせますね。ハート王国はヤバそうだけど、黒の暴牛は一泡吹かせてくれそうですが果たして。

 

ミタマ
1話目はミタマさんのハイテンション、2話目はハゼレナのハイテンションがそれぞれ面白かったです。
ミタマさんの覚醒改めて「泣いている」ことを意識すると更に味が深まりました。テンションの高い泣き方ですよねあれ(笑)
あと、6万円支払ってもいいと思うハゼレナのリサイタル(仮)は見たくてしょうがないと思いました。

 

魔女の守人
村長めっちゃ胡散臭い。ていうか髪型変なの誰かツッコメよ(笑)
武器持った村人が戦闘力高そうで、悪魔のいる界隈でここまでノンキなのは、それが理由なのではと予想しております(笑)
あと、どうでもいいですが「断罪の矛」の所のゲンさんのやる気を感じさせない顔でちょっと笑ってしまいました。

 

呪術廻戦
呪詛師の爺さん婆さんの「死ぬまで自由に弱者を蹂躙する」という欲望は、じつに身勝手な理屈で良かったです。こういう執着って現実でもバブルとか高度経済成長とかを謳歌した老人にありそうだし、心折れても腸煮えくり返りながらも、五条さんが封印されてのチャンスを待っていたというのは人間の業を感じます。
あと、子供五条さん生意気そうなのと、ウサギ抱く虎杖くん可愛かったです。

 

マッシュル
学長は立派なのに、生徒周りクズしかいないですねこの学校。
ブラッククローバーもそうですが、魔法使いという血統主義みたいな世界観だと、基本屑になりやすいものなのかもしれないですね。
そこにガツンと切り込むのは王道ですし、ちゃんとカタルシスありました。

 

(Cカラー)夜桜さんち
カラー扉絵格好良い。しかし本作のヒロインは六美ちゃんでも翠くんでもなく、お兄ちゃんなんだよなあ(今週もピンチの時はお兄ちゃんのアドバイスが役に立つ)。
本編は黒顔さん死す。一度登場して以来出番のない殺香ちゃんといい、自分の好きなキャラは漫画内の寿命が短くて悲しいです。

 

アグラビティ
女の子を期待するハイテンションの面々笑った。
男しかいないとクリスが惚れられる展開は予想できていましたが、ちゃんと期待通りでもあったので良かったです。
あと想定以上に相手方の面々のイケメンの方向性が多様だったのは嬉しい誤算でした。

 

アクタージュ
表情一つを見えるだけで、ここまで面白いとはっ!まさに驚愕!
千世子ちゃん初登場時のパターンを踏みながら、夜凪ちゃんが「会ってみたかった」存在にまた会い直すという物語でもありますし、違うのは千世子ちゃんが「夜凪ちゃんの事を思いながら演技している」ことで、その表情と存在感に更なる艶と魅力が詰まっているのは大興奮でした。
アクタージュは本当に表情づけの絵力が高い。

 

サムライ8
八丸くんすごい女垂らしのホストみたいなムーブかましていて笑った。
「アンちゃんも悪いけど、基本お前の態度が悪いのがいけないんだぞ!」とツッコミたくなりましたが、ギスギスが続くよりは解決して良かったと思います。
そして師匠達の頂上決戦バトルは普通に楽しみにしております。

 

幽奈さん
みんなコガラシくんの夢を見る。
千紗希ちゃんのトラウマを読者としても乗り越えたので、心穏やかに見れてはいます。そして、こうやってみると、かるら様の強者感半端ないですね。千紗希ちゃんの夢でも妖怪総大将になっていましたし、変態性というマイナスを差し引いても魅力的だと思います。

 

ZIPMAN
新展開の急ぎ具合から考えて、もうあとはいかに派手な打ち上げ花火を上げるかだと思いますので、美しき散り様を見せてほしいです。
あと、個人的にはスーツの中身の人達(敵側)の物語がなんにもないので、それを盛り込んで欲しいと思います。