yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 20年 04・05合併号 感想

今週のアンケート 1位:ハイキュー 2位:ワンピース 3位:幽奈さん

 

(巻頭カラー)ハイキュー
祭りじゃー!!
「最終章!」の重みが一気に増す時間跳びでした。日向くんと影山くんのプロ対決。「今回も俺の勝ちだ!」で終わった1年生編の続きの物語として、これ以上のものはないであろうシチュエーションに震えました。オールスター決戦でもありますし、「黒子のバスケ・エクストラゲーム」ばりに楽しめそうでワクワクです。
あと、社会人になった旭さんがアパレルデザイナーになっていたのは驚きでした(笑)大地さんと菅原さんはけっこう予想通りで似合ってる。

 

ワンピース
「触れてねェ!」
おでんさんの格が高いので彼が驚くことすべてがきちんと「凄いことなんだ!」と伝わるのがいいですね。鳥肌シーンでした。
そして2番隊の隊長だったおでんさんがロジャー最後の旅に行ったのは、ロジャーさん直々に頭を下げられてからというのは良かったです。ちゃんと白髭怒っているし、おでんさんが自ら「行きたい!」と言うのも納得でした。伝説がどんどん加速していく感じで面白いです。

 

鬼滅の刃
伊黒さんの半生が描かれましたが、鬼にも人間にも心をズタズタにされて翻弄された子供時代で「背負う業が深すぎて普通の人生が歩めなかった」がまさにその通りで言葉が出なかったです。
「無惨を倒して死にたい」「もう一度人間として生まれ変われたら」など、ここで死んでしまうとしか思えないフラグが多すぎるので、逆にどうなるか読めないです。

 

アクタージュ
子供夜凪ちゃんの「怒り」の感情演出、最初は少し違和感ありましたが、これが花子さんの自分ではどうにもならない願いを叶える物語であり、それを夜凪ちゃんが演じる事によってなぞっていると考えると、けっこうはまってきている感じがして良いです。着地点楽しみ。
あと千世子ちゃんはめっちゃエゴサ魔でしたよねキャラクター作るために。でもそれを感じさせないのはマジ天使だったぜ!

 

ブラッククローバー
記憶を見せて「はい王子!」は魔法便利だぜヒャッハー!という感じでこの漫画らしかったです。「だとしても俺はクローバー王国のユノだ」葛藤からこの結論出すまでに数エピソード使う漫画もあるというのに(笑)
ゼノンさんとユノくんの激突は楽しみです(ユノくんファンのお姉さんとか可愛いので死なないで欲しいなり)。

 

(Cカラー)ネバーランド
ああ、鬼に宗教みたいな概念があるなら大僧正みたいな人いますよね。現実でもありそうな臨時政府という印象でした。
そして、イザベラママキター!!
正直ずっと「ラートリーさんではラスボスの格が・・・」と言っていたので、ここでしっかりとラスボスの格を持つに値する人物が出てきたのは嬉しかったです。

 

ZIPMAN
キューティーイケメンの言っていることに一ミリも正当性を感じなくて混乱しました。「スーツを着てキューティーだと主張していたおまえが一番見た目にこだわっているだろ!」と思いました。
あと、こなってくると敵組織が色物コスプレ異常者集団でしかなくて、「一体俺はなんの争いを見せられているんだ・・・」となっております。正義はどこだ・・?

 

ヒーローアカデミア
今週は雑誌だとちょっと黒霧さんから朧さん顔がのぞくシーンの印刷が荒くて見にくかったのが残念でしたが、雰囲気は十分伝わってきました。相澤先生の目力も強かったです。
オールフォーワンのワイン理論、人間は刺激に慣れると更なる刺激を求めていくという事実の延長線の先にあるものだとは思いますが、本当に胸くそ悪いですね。だがそれ故にいい悪役だと思います。

 

(読み切り後編)出来&爆豪ライジン
天候操作ひったくり犯と関係なかった(別のヴィランの個性だった)のかよっ!
ちょっと肩すかし感強かったです。まあ、出来くんと爆豪くんの中学生での関係性は変化させられないでなかなか「ライジング」感出せない制約ありましたし、映画の登場人物チョイ見せ話だったので、ここでの評価はあまり下せない感じでした。

 

アグラビティ
うんち出た・・・。
それは天才も凡才も関係ない、生き物が持つ普遍的な喜びだと思います。おそらく人生で一番「神様助けてくれっ!」と叫んだのがトイレの中であろう、お腹があまり強くない人種の私としては、とても面白かった・・。

 

(Cカラー)(読み切り)異世界取材旅行
けっこう真っ当な異世界漫画でした。要はチート能力というのは「その世界にない知識やモノ」ですからね。
ただラストの「ボツを喰らった」は悲しかったです。結局は冒頭の野球漫画と一緒で、綿密な取材をした漫画でしかないということなんですよね伊勢海先生の作品。創作はリアルを越える事ができるからこそ、尊くて難しい。

 

(Cカラー)呪術廻戦
五条先生、カラー扉絵含めて今週は全編カッコ良かった・・・。
真人さんすら真顔にさせる領域展開からの1000体改造人間299秒鏖殺は、まさに中二病の化身らしい圧倒的さでした。ここで「299秒」を設定できるのがセンスですよね。
そしてこの大逆転劇すら夏油さんの手のひらと思わせるラストの笑った口元「獄門彊」もいい引きでした。封印されちゃいそう・・・。

 

ストーン
先週みんなが謎のポーズ取っていたのは、石化のなるタイミングを計るだめだったのか!
石化したと同時に復活液をかけるタイミングを伝えてたということなんですねきっと。
個人的には千空くんはタイマンと言っていて一人くらいは伏兵作っていそうな気もするが果たして。

 

ぼく勉
関城さんの割り込み笑った。理珠ちゃんと関城さんはとてもいい関係だと思います。
そして、全員合格に続いて、ついに、うるかちゃん告白!
個人的にはここで終わってもいいのですが、やはり完全勝利のためにはみんなの告白を全員受けた上で、成行くんにうるかちゃんを選んで欲しいと思います。先手は敗北フラグではない、最も成行くんに印象を刻み込めたという意味で、勝利フラグなのだっ!

 

チェンソーマン
今週の展開はほぼほぼ予想通りの期待通りでした。そして演出が神懸かっていましたね。路地裏であれだけ猛威を振るっていた爆弾ガールが静かに殺される。マキマさんが手を添えるカットは芸術的ですらあったと思いますし、ラストのパワーちゃんの癒しと花を自分で食べるデンジくんもすごい良かったです。
あと、ネズミ囲まれて出てきたマキマさんは本当に一体何の悪魔と契約しているんだ?一体とは限らないが、本当に底が知れなくて怖すぎる・・。

 

ミタマ
勝負はバスケじゃなくて野球だった。まあ人数がちょうどいいのは納得でした。
そして、「えっ、死んじゃうよ」のミタマさん超笑った。今週で一番笑った。周りが異常すぎてもはや完璧な常識人になってるじゃねえかミタマさん!

 

幽奈さん
おいおい、普通に素晴らしい女同士の友情モノであり、少年マンガらしい能力バトルであって、面白かったです。本当にミウラ先生はマンガ力が高いぜ。
特にマトラさんのベアバック一発決着は刃牙味(グラップラー刃牙みたいな決着感)があって興奮しました。あと勝つと霊装結界服がが解けて裸になるというギミックは、マンガ映えももちろんしますが、ゲーム映え映像映えしそうだなと思いました。

 

サムライ8
今回の話は竜くんが斬ってトラップ抜けたからウインクしたではなく、個人的には骨河さんがウインクして竜くんが応える展開の方が好みかなと思いました。
あと、千さんのロケットパンチが、わざわざ横の人と線繋いでいたり(狙いを定めている?)、姫の祈りブーストかけているのがちょっとクスリときました。

 

夜桜さんち
結婚式始まったから最終回かと思ったけれど、終わらなくて良かった~!!
まだまだポテンシャルのある漫画だと思いますので、新展開は婚前という枷を外したということで、更なるブーストになればいいなと思います。
あと銃弾シャワーは普通に面白い設定でした。こういうバカバカしいスパイ伝統みたいなものを来週以降も期待しています。

 

(短期集中連載)(最終回)リブート百夜
最終回にして、本編に通じる真ヒロイン爆誕!!
これはもうドクターストーンの最終回は、千空くんもしくはその子孫がソユーズにやってくるところで決まりでしょ。楽しみだなあ。
本編とはまた違ったロマン溢れるSF話、そしてBOICH先生の筆の早さと凄さに驚愕する感じで、本誌で読めてとても良かったですし、面白かったです。