yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 19年 29号 感想

今週のアンケート 1位:キン肉マン 2位:ソーマ 3位:鬼滅の刃

 

(巻頭カラー)鬼滅の刃
「守りたかった、命を懸けて守りたかった、一緒に家へ帰りたかった」からの花の呼吸終の型の流れは、そのビジュアルの怖さがそのままカナヲちゃんの決意と思いの大きさに繋がっていて、良い演出でした。
童磨さんも「凄い、菩薩きちゃったよ!」と言いたくなる、今までとは明らかに違う大きさと規模の攻撃に本気が見て取れましたし、お互い最後の攻防だという事が分かって熱かったです。
ラストは首を斬って、これで決着だと思いますが、上弦の皆さんは油断ができないので、来週震えながら待ちたいと思います。

 

サムライ8
サムライの鍵を取り出すシーンはギャグでやったりしているけど、やっぱりちょっと気持ち悪いですね。だんだん慣れていきたいと思います。
そして姫という設定が明らかになり、ヒロイン登場ですが、けっこう可愛い感じで期待です。しかしこうなるとナナシちゃんは女の子になっても脈がないのでは・・・?

 

チェンソーマン
あ、荒井くん死んだ~!
一方でコベニちゃんは死体描写がないので生存していると予想していますが果たして。
「デビルハンターも人だ」の台詞があった後でのマキマさん復活ですから、彼女も魔人とかデンジくんみたいな半悪魔なのか分からないが特別な存在な感じはゾクゾクして先が楽しみです。
しかし、人質とって負けるデンジくんの間抜けさよ・・・。

 

アクタージュ
制服で山に登る女子高生という変態を出しておいて、その女子高生をうっかり殺しちゃう更なる変態の気質を持った女子を出してくるとは、恐るべしアクタージュ。
あと、「私はご飯なのよ~」は焼き肉をご飯がないと食べられない人間の私には刺さりました。

 

ブラッククローバー
アスタを側で一番見てきた存在ネロこと、セクレさんの「勝ってアスタ」は重いですね。ここに来て、一気にヒロインの格が生まれてきました(初代魔法帝の嫁(仮)ではあるが)。
悪魔も余裕を無くしての本気全開モードですし、決着は今までで一番カッコいいものになってくれることを期待しております。

 

(Cカラー)ネバーランド
黒スキンヘッドの人が作ったのは鬼を殺す薬なのか変質させる薬なのか。個人的には後者の方が予想外の事が起こりそうなので期待しております。
そしてドンとギルタは失策。なぜアイシュが鬼の言葉しか喋れないからと警戒を弱めてしまったのか。このあたりはエマやレイから一段階格が落ちる感じですね。逆襲できるかな?

 

忍スクワッド
渋谷がけっこう普通だった。東京でもレトロな街並みに分類されているのでしょうか?
そして相変わらず忍びとは一体・・?
ここまで派手に物壊して目立つとなると(しかも国立研究所だよ)政府公認組織にはなれず、お尋ね者一直線だと思うのですが果たして。それとも罪はクライアントが被ってくれるのでしょうか。わたし、気になります

 

ハイキュー
長いトンネルを抜けるまでに、多くのきっかけとなる仲間の奮戦がありましたが、それを下地として筋弛緩で力が抜けてできたという、現実的なきっかけを挟んでくるのは、スポーツ漫画らしくて良かったです。
そして「仲間が重荷であった事があるか」。これ、すごい良い言葉ですね。積み重ねがあるからこそ、心にズドンと響いてくる言葉の力ありました。

 

(Cカラー)呪術廻戦
カラー扉絵はハンマーとナイフを持ったオフの日の女子・・・怖いです(笑)
本編は虎杖くんと野薔薇ちゃんとの「共犯ね私達」の関係性、虎杖くん伏黒くんのお互いにスクナ復活で今回の事件が起こった事を相手に「言うな」という関係性、どちらもこの一年生の仲間内でお互いを思い合っている事が伝わってきて心揺さぶられました。
そして一級術師に5人推薦は普通にびっくり展開。特級相当を倒した一年生ズはまだ分かりますが、「パンダと真希先輩は何故?」と思ったしまったのは内緒だ(笑)

 

太星
おお、太ちゃん帰ってきたのか!
これから元とは昼夜逆転状態になるのでしょうかね。しかしそれだったら中途半端に「太ちゃん死んだかも」要素いらなかった気もするので、(満月の夜だけ復活とか)まだ警戒しております。
三角関係が出来あがってきたのは期待しております。

 

ヒーローアカデミア
コピーで増やされた個人って一体どんな気持ちでそこに立っているんだろうという疑問が改めて起こりましたが、「死ぬ前提でリーダー増やすなよ」とか、ヴィラン連合コピーの人達が面白かったのでとりあえずはOKです。
しかしながらデストロさん強い。個性発動で大きくなる腕や痣が広がるビジュアルなど、とても格好良かったです。
「個性の母」の話は、デストロの物語であると同時にこの漫画世界の根幹に関わるエピソードなので、すごく気になっております。

 

(Cカラー)(最終回)ソーマ
天守閣がはだけて月をバックに丼を置くえりな様、「こういうのを求めていたんだよ!」という、絵でびっくりさせてくる展開がラストでありますが、久々に見れて良かったです。
個人的に一番気になっていたヒロイン争奪戦が、えりな様がまだまだ「不味い・・・」とうことで、むしろ創真くんの方がえりな様を特別な相手と認識(読者に示す)することでアンサー決着としてのも良かったです。満足です。
終盤は若干迷走している展開も多かったですが、それでも長い期間楽しませてくれた附田先生、佐伯先生、本当にありがとうございました。お疲れさまです。
GIGAのエピローグも堪能させてもらって、次回作もまた期待しております。

 

ストーン
イカちゃん凄い、これがSSRの性能かっ!
どうやってラボカーを脱出させるのかという問題に、獣に見せかける(敵は文明を知らない)は意外な盲点で良かったです。
そして「ウンコを手に入れた」は笑った。ゲンさんの地味アシストが今回も効いていたのも良かったです。

 

ビースト
空くんめっちゃ泣いてるじゃん! この涙はここからがスタートだという感じがあって良かったです。
しかしながら、百剣川高校ラグビー部に入ることは、主人公が何かをして手に入れたものではないので(みんなにお膳立てしてもらった形)、次の試合でちゃんと自分自身の目的意志と力でポジションを獲得するなり、役割を得るなりして欲しいなと思います。

 

(Cカラー)(読み切り)キン肉マン
ロビンマスクキン肉マンの友情、今の子供たちにその片鱗だけでも伝わっているかどうかは正直分からないですが、キン肉マン全巻読んでいる俺にはめちゃくちゃ伝わったし、「こんなの泣くでしょ!」と大感動した素晴らしい読み切りでした。
そしてキン肉王家の謎儀式、闘う因縁付け(ロビンの「引退などとお前の口から聞いてない」)、盛り上げる台詞と小道具の舞台立て(寡黙なウォーズマンが「ロビンは真剣にやっているんだー!」と叫ぶや、ロビンがあえて被ってきた傷ついたマスク)、派手でカッコいい必殺技の連発、キン肉マンの読み切りしての完成度も、めちゃくちゃ高いと思いました。
また、その読みやすさと合わせて、読み込めば読み込むほどに、10カウントの残りの権利者が、カレクックとベンキマンである事に気がついて笑ってしまうなど、情報量もばっちりの、奥深い内容だったと思います。
今週のジャンプは永久保存版だぜ!

 

ぼく勉
理珠ちゃん目線で文乃ちゃんが「なりたい存在」と語られのは、満を持しての設定あかしでしたし、意外性があって、とても面白かったです。
そしてそれを踏まえたうえでの、成長したからこそ分かる自分の恋心や嫉妬の感情に戸惑い、泣いている理珠ちゃんは抱きしめたくなる感情に駆られて「これぞラブコメ漫画だ!」と思えました。盛り上がってきましたぞ!

 

火の丸相撲
加納さんが数ページでやられてしまって悲しい・・。
しかしながら、火の丸くんと冴関の対決は、鬼気迫る二人の場面の絵の迫力、最強の挑戦者となる為の試練というシチュエーション合わせて、とても燃える展開で自分好みです(昔「餓狼伝説」の漫画版ではギース、アニメ版ではクラウザーの前に立つ一人となるために、アンディとテリーの兄弟が闘うシーンが大好きだった)。

決着後にどう覚醒しているかも楽しみです。

 

幽奈さん
ノロケ話で決着!
予想通りであり期待通りの展開でした。幽奈さんがあらゆる人に憑依する支援キャラになっているのは個人的には面白いと感じました。

 

最後の西遊記
キスは・・キスはどこにいってしまったんだ!?
まあそれは後々ネタ晴らしした時にイチャイチャしてくれたらと思います。エステルちゃんの覚醒が如意棒を腕力でへし折るという、相変わらず魔法少女要素ない力任せな感じは笑った。

 

髪を結い
先週までと一気に雰囲気変わっておどろおどろしくなっていて驚きました。「ぬらりひょんの孫」のキャラも出てきましたし、この雰囲気は椎橋先生の真骨頂ではありますが、今までのギャグテイストが好きだった身としてはちょっと戸惑っております。最終的に鍵斗くんとエビちゃんで明るい日常に戻ってきて欲しいです。