yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』感想 お前こそがキングオブモンスターズ!

映画ファーストデイに吹き替え版を鑑賞。観客は250人ほど。中年男性が多かったですが、子供連れもけっこういました。

公式サイト → https://godzilla-movie.jp/


映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』予告2

「『怪獣王ゴジラ』その名に偽りなし!」と太鼓判を押したくなる出来映えで大満足の映画体験が得られました。

なにより怪獣バトルが、歴代に見た怪獣映画の中でも最高峰の迫力と格好良さと美しさを兼ね備えていて、それだけえ大興奮、とても素晴らしかったです。

引きで対峙する巨大生物同士の画から発するワクワクドキドキ感、人間からの見上げた視点でバトルする怪獣達の圧倒的恐怖ととハラハラ感、近代施設や人の街並みをこれでもかと破壊する絶望感とスケール感、あらゆる怪獣が出てくる場面で全く隙がない、愛すら感じる映像が目白押しで、とても楽しかったです。

一方で人間ドラマは、キーパーソンの一人科学者のエマが凶人すぎてノイズになっていたので不満が残りましたが、渡辺謙が演ずる芹沢博士のパートはけっこう好きでした。ゴジラを憎み誰よりも研究を重ねてきたはずの男が、ゴジラを誰よりも許し理解し助ける行動に出る様は色々と考えさせられました。海底神殿の祭壇を登る彼と、その後の台詞は観た人と絶対に語り合いたい、作中屈指の名シーンだと思います。

そして、とにかくこれは絶対、後からテレビで見ようとは考えずに、大きなスクリーンかつ大音響の劇場で見るべき作品だと、切に思いました。

上では人間ドラマ云々書いていますが、「そんなの関係ない、とにかく最強最高の怪獣バトルが観ろ!」映画として観てくれたら、大満足間違いなしだと思いました。