yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』感想 アニメーションだからこその動きの快感に痺れた。あとピーター・B・パーカー38歳にめちゃくちゃ感情移入した。

吹き替え版を平日レイトショーで鑑賞。観客は50人ほど。男性と女性の比率は半々くらいで若い人が多かったです。

公式サイト → 映画『スパイダーマン:スパイダーバース』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ


映画『スパイダーマン:スパイダーバース』予告3(3/8全国公開)

いやー、気持ちかった!!

キャラクターの動きの一つ一つ、レイアウトの一つ一つが、どれも非常に練られていて、それが快感へと繋がっていく技術と情熱は、まさに目を見張るものがありました。「漫画絵(コミックス)がそのまま動いている」の更に先を目指している、とても意欲的なアニメーション作品で痺れました(画風の違う作品を同画面に収めて成立させているのとか本当どうやっているんだという感じです)。

お話そのものをとても感動的で、自分を信じること、他人(仲間)を信じることの責任と尊さが、熱さたっぷりに描かれているのは実に自分好みでした。

そして自分はアラサーなので、わりと少年のスパイダーマンマイルズよりも、彼の師匠的ポジションになる38歳ピーター・B・パーカーにめちゃくちゃ感情移入して見ていました。この物語はマイルスの成長の物語であると同時に彼の成長の物語でした。この世に一人のスパイダーマンであるが故に常に自分を信じて跳んできた、しかし彼は他の時空のスパイダーマンに会うことにより、マイルスの師匠になったことにより、さらに他人を信じて跳んで見せる事ができたのです。・・そのシーンはちょっと泣きました。

あと、6人のスパイダーマンのうち、ペニーパーカーちゃんがものすごく良かったです。彼女は日本のアニメーションの影響下にあるスパイダーマンだったのでその部分だけでも好感度高かったですし、「なにあの三白眼・・可愛すぎだろ」でした(笑)