yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカーオリンピック代表 リオデジャネイ五輪本戦予選 VSナイジェリア戦 感想

日本(4−5)ナイジェリア  日本負け

そ…、そんな馬鹿な……当日現地入りしたばかりの相手に5失点だと……

ミスが重なった末の自滅といった印象のゲームでした。

個々の実力は間違いないナイジェリアの方が上でしたが、コンディションは日本の方が上でした。そのため60分過ぎからナイジェリアは足が完全に止まっていましたので、ゲーム展開次第では勝利も可能だったと思うのですが、結果はとても残念なものになってしまいました。悔しい……

個人的な分岐点は2−2になった時に落ち着きすぎて完全に受け身になってしまったことと、4失点目かなと思いました。

耐えて勝つチームとはいえ、コンディションに差がある状態でしたらもっと積極的に行って相手を疲労させれば良かったですし、日本の連携がうまくいっている流れからの同点劇だったのでその流れを活かして欲しかったです。

また前半終了間際の3失点目も痛かったですが、後半のプランを完全に狂わされた4失点目は本当に致命的でした。前がかりにならざるをえなくなり、その隙を突かれての5失点目に繋がりました。あとは相手は試合を終わらせればいいだけなので逆転は難しかったです。

しかしそれでも、1点差にまで詰め寄ったのは評価できますし、予選のもう一試合は引き分けで勝ち点差は開いていないので、切り替えて予選突破に向けて前進して欲しいと思います。


以下、各選手の評価です。

櫛引(4.5)…不運だったりどうしよもな場面も多かったが5失点は流石にとられすぎた。キックにも不安定さはあった。
塩谷(4.0)…ミスが多く不用意なPKを与えるなどOAとして最終ラインに配置された役割を全く果たせていなかった。
植田(4.5)…空中戦で強さは見せたが、一番重要な場面で痛恨のクリアミスをしてしまった。
藤春(5.5)…攻撃面では何度も顔を出し質のいいクロスで存在感を見せたが、守備では軽いプレーでぶち抜かれて失点に繋げられるなど駄目だった。
室谷(4.0)…攻撃でも守備でも不用意で軽いプレーの連続だった。特に2失点目は彼らしくないミスだった。
遠藤(5.5)…積極的に前に出てプレッシャーをかけていう姿勢は良かったが、実際に奪えた数は少なかった。またキャプテンとしてチームを落ち着けられなかった。
原川(5.0)…バランスをとることに終始しすぎていてあまり存在感を発揮できなかった。
大島(6.5)…タイミングよく前に出てくる攻撃は前半とても輝いていた。後半は少し失速したが中盤の位置をしっかり守っていた。
中島(5.5)…よく動いてはいたが相手のフィジカルになかなか持ち味を出させて貰えなかった。守備のフィルターにもうまくなれいたとは言い難かった。
南野(6.0)…冷静に2得点目を決めた決定力は見事。しかし相手の予想以上に伸びてくる足に苦戦していて、それ以外はあまり輝けなかった。
興梠(6.0)…前線の守備やボールを収めるターゲットとして最低限の役割は果たせていた。PKも非常に落ち着いていた。


交代選手

浅野(6.0)…自慢のスピードは完全に封じられていた。しかしながら藤春のクロスを流し込んだ決定力は見事だった。
鈴木(6.5)…フィジカルで負けまいと懸命にプレイしていた。4得点目は自分が決めるという意思が素晴らしかった。
矢島(5.5)…違いを出すための役割を与えられての投入だった、無難なプレイに落ちついてしまっていた。


手倉森監督(4.5)…今までとは違ったフォーメーション4−3−3は完全に裏目だった。選手交代のタイミングも後手に回ってしまっていた。