yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー日本代表 キリンカップ2016決勝 VSボスニア・ヘルツェコビナ戦 感想

日本(1−2)ボスニア・ヘルツェコビナ  日本負け

残念ながら負けてしまいましたが、本当に久しぶりに互角の相手にがっぷり四つに組むような好ゲームが見られて楽しかったです。

特に前半の、お互いの持ち味を出し合ってチャンスを作り続け、攻守が目まぐるしく入れ替わる展開はとても見応えありました。引いた相手を崩すことばかりに囚われていたアジア予選とかを考えれば、久々にサッカーを楽しめる試合でした。

そんな一進一退の攻防でしたが、明暗を分けたのは両者の決定力かなと思わされました。チャンスそのものは日本の方が多かったですが、ボスニアのエースジュリッチが本当に上手かった。吉田のまずい守備のせいも多分にありましたが、それでも彼の決定力は(日本に本田、香川がいない状態では)圧倒的でした。

しかしそれでも、日本は前半は宇佐美、後半は浅野がとてもいい動きをしていて若い世代に可能性を感じさせてくれましたし(ただし浅野ラストの場面はシュートを打たなければ駄目だ!)、我がジュビロ磐田の小林裕希も思った以上に長い時間試合に出られたのは嬉しかったです。

ああ、でも負けたのは普通に悔しかった。コーラ一気飲みして落ち着くしかなかったです(笑)


以下、各選手の評価です。

西川(5.5)・・ビッグセーブもあったが結果は2失点。いろいろと惜しかった。
吉田(5.0)・・2失点時は正直どちらとも集中力を欠いた散漫なプレーだった。攻撃においてもパスミス等が多かった。
森重(5.5)・・攻撃時はセンスを見せたが、守備ではジュリッチなどを抑えたとは言い難かった。頑張ってはいたが。
酒井高(6.5)・・バランスをとる動き、攻守に多く顔を出す運動量など、効果的な役割を右サイドで果たせていた。ミスもあまりなかった。
長友(6.0)・・前半は宇佐美との連携で左サイドの攻撃を活性化させた。しかし守備ではもう一つ調子が上がらなかった印象。
長谷部(6.5)・・守備では流石の安定感を見せていて頼もしかった。攻撃も効果的な縦パスを献上してチャンスを演出した。
柏木(5.5)・・散らすボール捌きは日本の攻撃リズムを作り出す役割を果たせていたが、守備では相手のフィジカルについていかなかった。
浅野(5.5)・・前半はあまり目立たず。後半は使われて躍動したが、ゴール前でしっかりとしたシュートが打てず、決定力に課題を残した。
宇佐美(6.5)・・ボールを持てば何かをやってくれる期待感があった。ドリブルやシュートなどの多彩な攻撃で相手を翻弄した。アシストも見事。
清武(6.5)・・正確なパスワークで日本の攻撃を牽引。紛れもない攻撃の中心、司令塔だった。得点シーンもいいシュートだった。
岡崎(6.0)・・前線での守備や飛び出しなど、ポストプレーなど一つ一つの質が高かった。ただ、パスはあまりこなかったのは周りとの意思疎通不足か。


交代選手

遠藤(6.0)・・守備のバランスを整える能力は見せたが、攻撃に関しては無難なプレーに終止した。
槙野(5.5)・・守備よりも攻撃といったポジションどりだったが、大きな成果をあげることはできなかった。
小林裕希(6.0)・・代表初出場ながら積極的にボールを要求する姿勢は良かった。まだ連携不足と思える場面が多々あったのはちょっと残念だった。
金崎(ー)・・時間短く評価できず
小林悠(ー)・・時間短く評価できず

ハリル監督(6.0)・・勝ちに行く采配としては疑問が残るが、(勝ちを意識しつつも)テストとしての交代器用ならば及第点。浅野への期待の高さとうメッセージは伝わった。