yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『HK 変態仮面 アブノーマルクライシス』 変態仮面の究極の肉体を見よ! ギャグも感動も全てはその肉体に詰まっている!

少年ジャンプの一打ち切り作品がまさかの映画化といった驚きで見に行った前作が大変面白かったので、続編がでるなら観に行くしかないということで観賞。

夜のレイトショーで観客は150人ほど。前作はほとんど女性ばかりでびっくりしましたが、今回は男性8割くらいの比率でした。

公式サイト → http://hk-movie.jp/index.html

何よりもまず先に、鈴木亮平の肉体が素晴らしい作品であり、今回もそれは健在でした。

変態仮面』は厳密には裸一貫ではないけれど、裸一貫肉体の物語だと僕は思っています。実写において股間に敵をこすりつけて倒したりするギャグをギャグとして説得力を持って表現するといった大変難しい離れ技を、今回も鈴木亮平がその完璧な肉体で表現していたのは見事でした。

ぶっちゃけ前作から比べて目新しいことはテーマ的にも何にもやっていないですが、その肉体の見せ方だけは確実にパワーアップしていたので、十分続編として価値があったし、笑えて楽しかったです。

そして改めて、強大な敵と闘うにあたって変身して新たな衣装を纏うのが変身ヒーローのテンプレですが、変態仮面は逆に「脱ぐ」というのが新方向のカタルシス持っているなと感じました。新たな自分に「成る」のではなく新たな自分を「解放する」。この妙がこの作品が愛されている理由かなと思ったり思わなかったり(笑)です。