yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

今週のお題「好きな街」:2001年の秋葉原

どんな所も「住めば都」と言いまして、僕は生まれ育った地元も、大学時代にいた神奈川県も、それから7年近く住んでいた府中の街も、どこもみんな居心地が良くて大好きなのですが、初めて行って衝撃を受け、その後も通い続けている刺激的な街といえば、秋葉原です。

特に僕が初めて降り立った2001年当時は、まだ歩行者天国があって路上パフォーマーがそこらかしこにいて、大手電気店が軒を連ねているかと思えば、ジャンクパーツを売っている怪しいお店もたくさんあり、すごい勢いで盛り上がっていた同人誌やエロゲーなどを売っているPCショップやオタクショップなど、とにかく色々なジャンルの方向性のものが混在していて、ごちゃごちゃした、エネルギーに溢れる街でした。

特にPC系や同人といった文化が日々進化している中で、1ヶ月も離れていると街の様相が変化しているのがすぐに分かるくらい、ダイレクトに世相を反映していて、街そのものが生きて成長しているような雰囲気がとても魅力的でした。

それから無差別通り魔事件があって行政の規制が進んだり、AKB48が誕生して萌え文化のメジャー化が進んだり、IT系の成長が頭打ちになったり、筑波エクスプレスが開通してUDXができたりしてビジネスマン向けの街としての側面が出てきたり、いろいろな事が重なって、あのどこにいくか分からない混沌とした盛り上がりは、だいぶなりを潜めて、落ち着いていきました。

それでも、地元から東京へ行く用事が1ヶ月に1度はあり、そのうち年に数回は秋葉原に行くようにしています。その度に見られる変化と変わらぬこの街に何かを求めている人のエネルギーを感じるのはとても居心地が良いです。