yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『オデッセイ』感想 サバイバルには底抜けの明るさが必要なんだぜっ!

「この映画は火星DASH村だ」というツイッターを見かけて興味を持ち、日曜日に観賞。

観客は250人ほど。若い人(20代くらい)からお年寄りまで幅広い年齢層の男女がいました。

公式サイト → http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/

NASA職員「独り火星に取り残されて一体今彼はどんな気分なんだろう…・…?」 → ノリノリでディスコ音楽を聴きながら畑を耕しているマーク・ワトニー宇宙飛行士(笑)

いや〜、面白かったです。

水も空気もない過酷な環境にひとりぼっちという状況の中で奮闘するサバイバル映画なんですが、基本的に主人公がずっとポジティブ。

ほとんど悲観することなく「これが問題だ」→「ならこうこうして解決だ!」と、どんどん勇気を持って実行していくので、見ていてとても痛快でした。

そして同時に新しかったです。見たことのないサバイバル映画でした。

しかしだからといって緊張感がないわけでは決して無く、火星の広大な風景は彼の孤独感をしっかりと映し出していましたし、一歩間違えれば即死亡のリアリティもきっちりとありました。

ひとえにその中を生き抜いてこれたのは、ワトニーが特殊な訓練を幾つもくぐり抜けてきた宇宙飛行士であり、だからこその確かな科学的知識と技術を持ち、しっかりとした展望予測、そしてそれをタフにこなしていく希有なメンタルを持っていたからに他ならないことは、語られてはいませんが、マッドデイモンのしっかりとした演技から伝わってくるので、全然気になりませんでした。

実際に僕等が生き抜いていくのにも、最も大切なのはとにかく悲観しすぎないポジティブな精神性なのではないかなと思えました。

確かにこのノリはTOKIODASH村に近い部分はあるかもしれませんな(笑)