yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカーオリンピック代表 AFC U-23選手権 決勝 VS韓国戦 感想

日本(3−2)韓国  日本勝ち

痺れた! 痺れたぞー!!

前半および後半の途中くらいまでは、中盤の競り合いでことごとく負けて完全に韓国にペースを握られる展開なうえ、枠内シュートすら一切無い内容で、多分に胃が痛くなる展開でしたが、途中出場の浅野が流れを変えてくれました。

それまで日本を上回るハイペースで動いてきた韓国側の疲れもあり、見事にカウンター一閃で反撃の狼煙を上げると、気落ちする相手の隙を見逃さずに一気に同点、そして逆転を決め、ラストは相手のパワープレイも冷静にいなして、見事な完全勝利でした。

弱いけれど勝負強い、粘りのチームの真骨頂が見えた、とてもエキサイティングな試合で大興奮でした。

特に浅野はこれまで流れを変えるスイッチの役目はきっちり果たしつつもゴールがなかったので、ここでの大活躍は嬉しかったです。

日替わりでヒーローが生まれる、まさに全員で勝ち取ったアジア1の称号だと思います。誇らしい!

以下、各選手の評価です。


櫛引(6.5)・・2失点は喫したものの本人の責任ではないし、決定的となりかけた3点目をファインセーブで許さなかった。
植田(6.0)・・1失点目のシーンでは相手につくかどうかで迷いを見せた。判断の場面で不安定さはあったが、パワーでは完全に勝り壁となっていた。
岩波(5.0)・・オウンゴール気味のブロックミスにつられてマークを外してしまうなど2失点のきっかけを作った。気持が出過ぎたせいか、冷静さを欠いたプレーもあった。
室屋(6.0)・・攻守に果敢に顔を出し、90分間安定したプレーを披露し右サイドに安定感をもたらしていた。
山中(5.5)・・攻撃的な姿勢が良くアシストも決めたが、守備の面では決定的な場面でちぎられるなど軽さを見せてしまった。
大島(5.0)・・バイタルをケアしきれず韓国側の好きにやらせてしまう場面が多かった。攻撃の場面でも特長は出せなかった。
遠藤(5.5)・・セカンドボールを韓国側にきっちり拾われペースを握られた。攻撃へのスイッチもうまく入れられず苦戦した。それでもラストは落ち着いていた。
中島(6.0)・・積極的に守備に奔走し、攻撃時にも違いを作り出そうと果敢に仕掛けていた。ただ、決定的な仕事はできなかった。
矢島(6.5)・・前半はそれほど良いところはなかったが、反撃の狼煙となるアシストとヘッドで同点弾を叩き込み試合の流れを劇的に蛙役割を担って見せた。
久保(6.0)・・守備も90分間サボらずやり、カウンターの攻撃時にも中心となってチームを牽引した。得点はなかったが役割はきっちりとこなした。
阿土(5.5)・・ポジショニングは良くきっちりボールには絡めていたが、足下が不安定でボールを保持できなかった。チャンスの場面も冷静さを欠いていた。


交代選手

原川(6.0)・・交代直後に失点してしまったが、ポジションを変えながらもその役割を果たして攻撃へ向かう意志を見せた。
櫛引(7.5)・・2得点の活躍でMOM。試合の流れを変える役割を完璧にこなし、ジャガーのような俊敏さで相手側を完璧に置き去りにした。素晴らしい!
豊川(-)・・時間短く評価できず。しかし最後の時間の使い方は上手かった。


手倉森監督(6.5)・・初めて先制される苦しい展開にフォーメーションを変えた直後に失点するなど今夜は駄目かと思われたが、浅野の投入とポジションを戻したことが見事に当たった。持っていた。