yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 面白かったけれど、良くも悪くもレトロで新しい冒険はなかった感じでした。


新年一発目の映画ということで、話題の映画にしようと鑑賞。観客は100人ほど。子どもを連れた家族連れから、老夫婦まで幅広い年齢層のお客さんがいました。

公式サイト → http://starwars.disney.co.jp/home.html

面白かった!

宇宙で行われる戦闘機のドッグファイトや強大な敵に立ち向かう主人公達の頑張りはふつうにエンタテインメントとして楽しかったです。

でも、個人的に、鑑賞前に抱いていた期待ほどではなかったという印象でした。

それはたぶんスターウォーズらしすぎて、大きな冒険がなかったのが原因かなと思いました。女性が主役であったり、懐かしの人物ガンガン出してオールスター感という新たな勝負どころを攻めているのは分かるのですが、斬新な映像であったり、宇宙観であったり、台詞だったりはほとんどなかった印象でしたし、物語の盛り上がる部分も過去のスターウォーズの焼き増しを見ているようで、レトロ的な懐かしさは感じても、目新しさはなかったです。

それはもちろんエピソード7、これから始まる最終三部作の第一段ということなので仕方がない部分ではあるのですが、僕はもっと画期的な「新たなスターウォーズ」らしい狼煙が見たかったです。

それにしても僕がスターウォーズを初めて見たのは小学校の頃ですから、それからかなりの年月がたち、大人になって再び分かりあえぬ父と子の物語を見ると全然見ている(感じる)景色が違うんだなというのはけっこう衝撃でした。予想以上に激しく動揺し、痛々しくなっている自分がいました。

その体験は映画が面白いが否かという問題とはまったくべつのところで、この映画を見て良かったのと思いました。