yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 16年 50号 感想


「ラブラッシュ」最終回。来週にはトリコも終わって、新連載は2つということとは今期は2イン2アウトで終了かな。また、ジャンプの熱い生き残りサバイバルが始まるぜ!

 

今週のアンケート 1位:トリコ 2位:ヒーローアカデミア 3位:火の丸相撲


(巻頭カラー)ソーマ

創真くん神になる。
う~ん、この展開は正直なしでした。「お前に教えられたぜ」展開はいいのですが「まあ、今回だけはな」的なものが一切ないとなると、ライバルとしては完全に死んだぞ葉山君。あとは熊要素とかもあまりなくて「この料理だからこそ葉山くんを救えたんだ」といったものがなかったのも押しが足りない印象を与えていたと思いました。
そしてラストは退学する面々。秘書子さんの座り方が「私、汚された・・」感があってなんか良かったです。


ヒーローアカデミア

「包めば一つだ・・」は鳥肌たちました。
トゥワイスさんがマスクをしていた意味、言動が常に正反対だった意味が一気に府におちる快感がありました。先週のトガちゃんもそうですがヴィラン連合側の魅力が高まってきて面白いです。
ある意味で彼らは犯罪者のプロであり、その点ではヒーローの卵達よりも一歩先に行く存在ですから、これくらいキャラをたてていくので正解だと思います。新キャラのオーバーホールさんもいいイカレっぷりなので、再登場すごく楽しみです。


ハイキュー

自転車を用意する縁下さんの名采配が光っていた!
自分のファインプレーを思い出してイメージを高めるのは自分もやったりしていました。最近は映像がすぐ残せるから精度も上がって羨ましいですな。
清水先輩と谷地ちゃんのお風呂話はすっごくグッときました。こういう女の子同士の友情いいよねっ!


火の丸相撲

「無謀とかに手を伸ばさなければ強さの殻は破れない!」というのはまさにその通りで、蛍くんの思いを受けて攻め立てる国崎きんは格好良かったです。
一方で加納くんも「相撲が好きではない天才・国宝」とうい一風変わった強さ表現をしてきたので、その強さの根底がどこにあって、これから盛り返していくか楽しみです。


左門くん

熱い、めっちゃ熱い!
悪魔ネビロスさん召還ははっきり言って予想していなかったので「びっくり、その手があったか!」というカタルシスがありました。
ボッちゃんボアーこと、ボティスさんに酷い目にあわせたマステマさんへのヘイトは十分なので、来週きっちりしとめてくれたらなと思います。


アマルガム

できうることなら顔をきって皆を助ける役目は六道くんにやって欲しかったです。まだ現状で普通の行動しかとっていないので、主人公らしさをもっと出して欲しいです。
あとは敵役も主張がイマイチ飲み込めてない点も読みづらいかなと思いました。怖さの要素としてあえてボカしているのだとは思いますが、少年マンガらしさではないので、果たしてこれが吉と出ているのか、凶と出ているのか?


みんなのこち亀

スケットダンスとのコラボ漫画なのですが、「こち亀」でもあり「スケットダンス」でもあるという驚きの完成度で感心してしまいました。普通に巧い。
あと出来が良すぎるが故に、ネタよりも「両スン」とか「部チュウ」とかの名前が笑えてしょうがなかったです。

 

トリコ

めちゃくちゃ面白かった。完璧な一話で感動しました。
トリコと小松のこれまでの旅の過程を振り返る構成で、僕自身も色々な事が思い出せたし、食材だけでなく料理にすることで、メルクの星屑とか、ガララワニとか、色々な食材が出てきてくれたのはとても嬉しかったです。
個人的に「それでいいのか!?」と連載時は思っていたビリオンバードも「世界にグルメ時代を産声を告げた」となれば、メインのGODにも負けないトリコフルコースのラストを飾るインパクトを出せていたのが、流石しまぶーと思いました。
最後の三虎の魂が救われる描写も素晴らしく、終わりよければ全て良しといえる展開でした。次週はいよいよ最終回。これならラストもまったく心配していないので、座して待ちたいと思います。


(Cカラー)幽奈さん

満足度のすごい高い回でした。
コスプレはみんな可愛かったし、ラストの見開きハーレムも壮観でした。
そして何より兵藤くんには絶対に美味しい思いをさせないという作者の心意気が良かったです。何度打ちのめされてもずっと負けないスケベな心を兵藤くんには持ち続けて欲しいと思っています(笑)


ブラッククローバー

アスタくん思ったよりもファナさんと闘える。ヴェットさんを倒しているのですから下手に苦戦とかしたりしない展開、さっさと敵側の魔眼を出して全開勝負にするスピードと潔さが相変わらずで面白かったです。
一部下書きは先週までの連続巻頭カラーの弊害でしょうか。田畠先生無理しないで欲しいなと思います。


銀魂

全体的にシリアスな中でほぼ場違い的にいつも通りな桂さんにほっこりしました。
そして、マダオ生きとったんかい、ワレェッ!
果たして彼が負け犬から復活できるかは見物です。


背筋をピン!と

畔田くん覚醒してるっぽいのにイマイチ格好が付かないのはいいキャラだなと思いました。そして何より、ナオミちゃんのいい女っぷりがやばいですな。作中ナンバー1と言っても過言ではないぞこれは!


青春兵器

崖から落ちる胴体と、熊ネタ笑った。だんだんとギャグテンポが体に染み渡ってきて楽しめる要素が増えてきた感じです。
あとは林間学校のアクシデントであだ名が増えたりとか、青春っぽさがちゃんとあるのはこの漫画のいい所だと思います。


(Cカラー)(読み切り)エンタロウ

最後のユキノちゃんの表情めっちゃ良かったですね。
絵柄が可愛く魅力的でしたし、表情付けとか、格好良くコマを見せようと気概はとても気持ちいいものを持っているので、次回作がとても楽しみな作家さんですな。


斉木楠雄

斉木の頼みなら普通に受ける相トさん可愛いな!
こういう偽物が本物の振りをする系は見ていてハラハラしすぎて自分は苦手なのです。何事もなく終わる展開を期待しています(それじゃあ漫画にならないけれど)。


ネバーランド

レイくんの内通者バラし意外すぎて大笑いしました。「お前かよ!」のツッコミは反則すぎるでしょ。
最悪の夢を見てレイくんの事を考えつつもテストでは満点を取るノーマンくんの図太さ、エマちゃんの鋭い点と線引きをしないでねという内に秘めた激情、先週のレイくんも合わせてメインどころの三人がそれぞれ底知れなさを持っているのがいいですね。この科学変化がどこにたどり着くかは本当にワクワクしています。


鬼滅の刃

半々羽織笑った。鋭いな伊之助さん。それに淡々と説教で応える冨岡さんもいい味出していました(笑)
累くんが「絆を頂戴」「その絆は恐怖で繋ぐから」と矛盾することをさも当たり前のように言っている様がなかなか怖かったです。それがちゃんと主人公の立場と対立する形にもなっていて、少年マンガしているのがとても良かったです。
あと、今週のラストを見るに先週の煽りは完全に編集のミスだと思いました。炭治郎くんの刀が一コマ折れていないのも含めて「大人は間違いをするだけなのです」


(読み切り)天使にエールを

いい意味で今の小中学生の欲望に忠実な作品かなと思いました。
トップアイドルにお近づきになりたい、好かれたいというのはたぶん今の少年の夢だと思うので。
あと、芦原先生の休載、首が心配すぎる・・・


レッドスプライト

モノサンダー強すぎる! ノリノリな感じなモノくんは可愛くて良かったです。雷髄人間キラーだぜ。
遺灰兵士の登場の仕方はケレン味あって良かったです。これだけで圧倒的な敵の切り札感がある。実際のところ、どのくらい強いのかとても楽しみです。


(最終回)ラブラッシュ

最後まで恋愛というテーマに誠実に向き合った姿勢に僕は敬意を表します!
ただ、面白いかどうかと聞かれると正直微妙な出来ではありました。描きたいテーマがジャンプという週間連載の場では合わなかった感じでしたし、前作の流れからギャグ及びコメディ成分を僕が期待しすぎてしまったぶん、乗り切れなかったのが残念でした。
演出に関しても、照れがあるのか、おっぱいを強調するべきカットがおっぱい写してなかったり、せっかく絵が確実に可愛く魅力的になっていたことが活かせていない印象も受けました。
しかし最初に言いましたが、その一貫した態度と物語を丁寧に描いていこうとする姿勢は作家性とも言えるものだと思うので、それを柱に次の連載も頑張って欲しいと思います。
山本先生の次回作に期待します。


磯部磯兵衛

騙した方が悪いのは当然として、騙される方も気をつけようという啓蒙漫画。
しかし、騙しやすいとはいえ、あの変な家の武力値MAX男に堂々と踏み込んでいく詐欺師はある意味勇気あるなと思いました。