今年最後に何か映画を観ようと映画館に寄った際に、なんだかとても懐かしくなったので観ました。観客は60人ほど。子供を連れた家族連れが多かったです。
公式サイト → http://www.foxmovies-jp.com/snoopy/
スヌーピーは子どもの頃は(特に母が大好きだった影響もあり)よく見ていましたが、久しぶりに見るとチャーリーブラウンのダメダメっぷりが記憶以上でびっくりしました。
いつも失敗ばかりで、タコをいくら上げても絶対に上がらない、好きな女の子の顔を正面から見れないし、家の呼び鈴すら鳴らせないへたれっぷりは「あー、もっとしっかりしろよ!」と思わず言ってしまいそうなくらいでした。
しかしそんな彼も人一倍他人への思いやりは強く、正直者かつ努力家であるため、周りの友人等からはからかわれていても愛されていて、彼が終盤勇気を見せてやろうとしたことを成功させようとするシーンでは、みんなが集まってきてチャーリーを祝福するという展開は少しウルッときました(大人になると涙腺が緩い)。
とてもほんわかできますし、スヌーピーをよく知らないという人の入門にもなる作品だと思いました。
3Dのキャラクターもまったく違和感がないどころか、飛び出す絵本を見ているような柔らかい質感で、とても良かったです。
「チャーリーブラウンはダメな奴だけど、決してダメなだけの奴じゃない」その事実が、見ている人をとても幸せにしてくれているのだと思いました。