yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 15年 42号 感想

バクマンはどうやってあんな(映像的には)地味な題材を映画にしているか興味はある。


今週のアンケート 1位:食戟のソーマ 2位:火の丸相撲 3位:ヒーローアカデミア


(巻頭カラー)ものの歩

特に奇をてらうわけでもなく、純粋に将棋で勝負していこうという感じの漫画で、第一話としては普通に面白かったです。要領が悪くてはみ出してしまう直線思考型の主人公というのも好感が持てました。
ただ、本当にふつうの舞台設定なので(幽霊がとりついたり、メイド服姿の指し手がいたりしない)、ちょっとインパクト弱いかなと思いました。
詰め将棋にしても正解を分かるように描いてくれた方が良かったですし(せっかく将棋界の有名人ハッシーが監修なのですから)、池沢先生の前作クロガネのように技の過程をすっ飛ばして凄さを演出する方法論は将棋という題材では悪手だと思うので、そのあたりをどう改善(もしくは人間ドラマなどに主題を置くなどして克服)しているかを期待しています。


暗殺教室

受験の意識をサブリミナルで高める殺せんせーは、自分の生死で大変な時なのに余裕だな(笑)
進路の問題はもっとクローズアップされるかと思いましたがけっこうあっさり気味に消化しそうな雰囲気でした。まあ中学生の進路は高校三年生に比べれば比較的答えは見えていますからな。
あと今週はさくらちゃんが抜群に可愛かったです。しかしその渚くんには茅野ちゃんという相手が既にいるのが少し悲しい・・


食戟のソーマ

えりなパパまさかの十傑過半数の支持を得て学園へ乗り込んでいた。先週のふてぶてしい態度は只の狂人の戯れ言ではなかったのか。ラストコマのうなだれている総帥とバックから車のライトが当たっての謎ポーズカットはとても良かったです。一気に強者感出ました。
しかしながら選民思想をより強固にする学園運営が成功するとはとても思えないのですが(彼が例に出した芸術の世界だって裾野が広いから価値を保てている)果たして賛成した十傑が何を思っているかは気になります。
そしてこの流れは一気に十傑VS創真くんを加速させる流れになると思うので、普通に今後の展開が楽しみです。


ヒーローアカデミア

扉絵は芦戸ちゃん紹介。体中から溶解液が出せるとはなんと恐ろしい能力だ・・、芦戸ちゃんと付き合う男はあらゆる行為が命がけだな・・。
本編はグラントリノとの爽やかな別れと、研修終わりのクラス集結。爆豪くんとお茶子ちゃんが面白かったです。
あとは成長したデクくんを見ての爆豪くんのリアクションが気になりました。また・・に続く言葉はなんだったのか。それによっては彼はまた不安定になりそうかなと少し思いました。


銀魂

銀さん桂さん坂本さんの仲いい感じは見ていて気持ちがいいですね。高杉さんのいいところを数えて眠るのは笑った。
そして喜々さん、もうお役御免なところがあるので5Pであっさり墜ちてくれたのは良かったです。


(Cカラー)火の丸相撲

沙田くん黒いオーラを纏う。
スピィーディーな闘いが続いていたのでちょっと緩んだかなと思いましたがそれでも抜群に面白かったです。
ライバルと鎬を削るのではなく、脅かす存在などないほどの最強になると誓う沙田くんの「怖さ」がラストに凝縮されていて身震いしました。どうやって勝っていいか分からないうえに、本当に沙田くん負けたら浮かび上がってこれないんじゃないかという不安感もあり、目が離せない展開です。


ブラッククローバー

負けず嫌いなユノくんの活躍は最近の目立っていないぷりを覆す活躍で良かったです。それにしても金色の夜明け団はやっぱり居心地悪かったんだな・・同情するよ。
そして魔法帝は軍事部門のトップなわけですね。王様の無能っぽさを考えるに、魔法帝本人、もしくは時期魔法帝を狙うものが、王様を狙うというのが今回の襲撃の真相かな?そのあたりも期待しています。


斉木楠雄

斉木のオーラが大きすぎて認識できなくなるというのは納得のアンサーで良かったです。
しかし、相トさんには照橋さんと斉木をめぐって競える存在になって欲しかったんですが今週で格付け済んでしまった印象でそこは少し残念でした。やはり照橋さんは天使。


ワールドトリガー

迅さんが仲間に!?
この展開は予想していなくて衝撃でした。遊真くんが負けて残念だなとか
どうやったら勝てるんだとか色々考えていましたが、この展開は熱かったです。確かに浮いた駒であり、戦力アップの一番手ですからな。盲点だった。
あと、風間さんがカッコいい。師匠ポジションは数いれど、彼が一番師匠っぽい気がします。
あとヒュースさんの鯛焼き食べてる姿が可愛かったのと、雪だるまを作っている二宮さんに萌えた(笑)


(Cカラー)背筋をピン!と

わたりちゃんのトラウマ。言った方もそんなに傷つけようと意識して言ったわけではなかったり、もしくは照れ隠しみたいに言った言葉でも相手を深くえぐっている事ってあるんですよね。でもわたりちゃんにはそんな事にいつまでも囚われたりせずにカラー扉絵のように軽快に踊っている姿が見たいので、ぱんぱかぱ〜んとトラウマ克服して欲しいです。そこでは土屋くんが再び男になるべきと思いますが、ここにきてまさかの昔の女(おそらく土屋くんのトラウマの娘だよね)登場。過去よりも今だぞ、土屋くん!


トリコ

地球生物全てを食らいつくすアカシアさんの一部にも怯まない次郎、そして圧倒的強者感を出す三虎。強者が強者の風格を出してくれていて面白いです。特に三虎は怖さに加えて「お前達はとっくの昔に踏んでいるだよ虎の尾を」というカッコいい台詞も出てきて良かったです。しかしこれアルファロさんも巻き込まれているよねメテオスパイス(笑)


ニセコイ

あ、ありのままに起こったことを話すぜ、俺はラブコメを見ていると思っていたらいつの間にかバトル漫画を(以下略)
正直これじゃない感はありますが、古見先生がQBK(急に、バトルを、描きたくなった)なのでしょう。たまにはこういうのもありだと思います。


ブリーチ

ネムさんがペルニダさん風圧で吹き飛ばす姿は「すげえええ」となりました。迫力の出し方流石久保先生です。
過去編の可愛らしいネムさん、現在のメカメカしく逞しいネムさん、いろいろ見れて良かったです。


ベストブルー

青野くんが部活動を楽しんでいる感じは伝わってきましたが、ドラマ的には普通なので、尾長くんが敵意むき出しでガンガンきてくれているのは良かったです。ていうかラストだけ見ればこちらが主人公に見えるぜ・・・


こち亀

自然とした会話できてギャグまでとばせるデバイスってやばすぎる技術だろ!適正価格は分かりませんが売れて当然だと思います。山田くんガチで凄いので自信を持っていいんですよ。


カガミガミ

ホローラビットさん本部襲撃。・・そりゃあ闘える奴らの大半が本部留守にしてると分かれば強襲するよな、当然だ。
トーナメントは皇くんや狗星さんらの人間関係は気になっていましたが、勝敗じたいはそうでもなかったのでサクッと舞台を写すのは悪くないと思いました。真子さんの活躍orヒロイン力の発揮に期待です。


(最終回)デビリーマン

イイハナシダッタノカナー?
1年4ヶ月の間の期間は想像するしかありませんが(あのアイドルとも対決したりしたのでしょう)、平和くんが自ら財産0になることでマドギワーに殺されて悪魔の奴隷として悪魔界に行くエンドはちょっと納得しづらかったです。まあマドギワーも悪魔ですし、平和くんも一筋縄ではいかない性格の人なので破綻はしていないと思いますが、結果的には狂人同士の依存関係話になってしまっていて感情移入はできませんでした。
この漫画は当初は悪人VS悪人の化かし合い、頭脳能力バトル的なものを期待して見ていたのですが、そういったことは見られないまま連載が終わってしまいました。後半から増えていった人情話も当初の設定が悪魔は悪人にしか見えないが芦を引っ張ったためか(博さんとか迷惑なギャンブラーでしかなかったですし)、うまくいっていなかった印象でした。
結局何が主題だったのか分からないまま終わってしまいましたが、読み切り版をふまえたうえで「天使なわけないじゃん」とか言わせてみたり、時折センスを感じさせる台詞や演出はあったので、今度はしっかりとした主題を定めて戻ってきて欲しいと思います。
福田先生の次回作に期待します。


磯部磯兵衛

花岡と源くんは不動産を手に入れたし、中島と磯兵衛は徳を積んだ。誰一人として損をしているわけではないのです。良かった・・