yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー日本代表 アジア2次予選 VSカンボジア戦(ホーム) 感想

日本(3ー0)カンボジア  日本勝ち

相手は超格下カンボジア、10ー0といったような二桁得点を期待して見ていたのです……、思ったよりも点が入らなかったです。

実際予想以上にカンボジアが粘り強く、国の威信を懸けて必死で守っていた気迫が凄かったことは確かですが、それでも技術やフィジカルでは圧倒的差があり、これほどの実力差がありながらどうして点が入らないのか……、見ていてとてももどかしい試合でした。

本田がミドルを無理矢理ねじ込むまで、シンガポール戦の悪夢がよぎる展開でした。中を固めた相手に工夫のないクロスを上げて跳ね返されるか、中に切れ込むけれど深くまではえぐれずミドルを打つだけの単調な攻撃が続いてゲームとしても退屈でした。

最終的には3ー0で勝利したものの、ハリル監督の戦術でアジアを突破できるのか(アジアを突破しなきゃW杯もない)、さらなる不安を感じる試合となってしまいました。

なんとかレベルアップしていって欲しいです……


以下、各選手の評価です

西川(6.0)・・シュートは1本だけで、それはしっかり防いだ。出番はほとんどなし。
吉田(6.5)・・守りでは危なげなし。攻め上がりのタイミングも良く、質の高いミドルシュートをぶち込んだ。
森重(5.5)・・守りではほとんど問題なかったが、時折持ち上がる攻めでは適当なパスやシュートでチャンスをつぶしていた。
酒井浩(5.5)・・右サイドで数多くボールにさわり、クロスを何本も上げたがことごとく跳ね返された。もっと工夫が欲しい。
長友(5.5)・・コンディション不良かドリブルで相手をちぎる往年の動きが今日はまったく見られなかった。シュートもジャストミートしなかった。
長谷部(5.5)・・バランスをとるパスに終始していて怖さを感じさせる縦パスは1本くらいしかなかった。もっと積極性を出して欲しい。
山口(6.0)・・セカンドボールなどの反応がよく、相手のFWにボールが出る前によく潰していた。ミドルはもっと打って良かった。
本田(6.5)・・本日のMOM。チームの奮起を促す先制点を強引にねじ込んだ。停滞するゲームを動かすプレーで存在感を発揮した。
武藤(5.0)・・引いた相手に対して特徴のスピードを発揮できる場面がなかった。移動の疲れもあるのか動きが固かった。
香川(5.5)・・2回の決定期を外すなどボールが足についていなかった。冷静さを欠いたプレーが多かったが、なんとか1点はもぎ取った。
岡崎(5.0)・・密集地帯で囲まれているせいか、良さが全く出ていたなかった。ポストプレーや飛び出しでも精度を欠いていた。


交代選手

宇佐見(5.5)・・香川とのポジションチェンジでチャンスを作ったが、ゴールは生まれず、違いを出すことはできなかった。
興梠(5.5)・・サイドに流れたり下がって受けたり、ボールを引き出そうとリフレッシュに動いていた。
原口(ー)・・時間短く評価できず。しかし少ない時間でチャンスを作った。

ハリル監督(5.0)・・勝ったことは勝ったが戦術が機能していたとは言い難い。最低でもシンガポールを上回る5ー0という結果を出すべきだった。