yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 15年 08号 感想

ジャンプ編集最高齢は瓶子編集長の46歳か、へー。少年誌だけに年齢層も思ったよりも低かった。


今週のアンケート  1位:ハイキュー 2位:僕らは雑に学ばない 3位:銀魂


(巻頭カラー)銀魂

シリアス路線継続。打ちひしがれる全蔵さんに、敵を討とうとして阻止される松平さん、そして三人で酒を酌み交わす銀さんと近藤さんなど、将軍様を失った悲しみ三者三様しっかりと描写していて、こっちもとても悲しくなりました。
普段はお笑いキャラ達ですが、こういう場面では男の掘り下げ方は空知先生さすがの上手さでした。
近藤さんを救わんとする真選組の活躍に次週以降も期待です。


ヒーローアカデミア

出久くん予選1位! しかも個性を使わずに1位とうのがまたすごい。
そして峰田もすごい。まさか八百万ちゃんの最後までくっついてゴールとは。羨ま‥‥ではなく、その顔を見れば彼がいかに頑張ったのがよく分かるぜ。
そしてラストの1000万笑った。やりすぎだろう。あとみんながどんなペアを作るのかも期待です。


暗殺教室

E組完全勝利。
A組の敗因が「殺意は長く続かない」という風にちゃんと納得のいく説明があったのは良かったです。レッドブルも2日目はあんまり効かないですしね。
そして浅野理事長が一気に小物になってしまって悲しい。ですが意固地になっている彼を、どう生徒なり殺せんせーなりが説得するかは興味があるので楽しみです。


斉木楠雄

「僕は生まれた時は女だったのだ」
な、なんだってーーーーーーーー!!
自由に女体化できるだけではなく、このような属性を付けてくるとは、近年流行の男の娘に便乗したにとどまらぬ、すごいキャラクター造形への深度を感じて良かったです。
たぶんこれがあるとないとでは斉木栗子の可愛さは倍は違うと思う。


ワンピース

ハクバとキャベンディシュさんが入れ替わったり、グラディウスさんは膨れたり縮んだり禿げになったり、いろいろ忙しい回でした。見た目の変化があるので絵的にはとても楽しめました。バルトロメオさんの男気も良かったですね。もうちょっと二人のコンビ感は見たかったですが。
あと「ドビン先輩」に、ぷっくり太ったロビンを想像してちょと笑った。


(Cカラー)ニセコイ

鶫のバストは凶器だなあ(カラー扉絵を見た感想)
本編はマリーさん回に見せかけた千棘回で、マリーさんファンの私はぐぬぬでしたが、どうやらまだターンは終わってなかったみたいで一安心です。次回こそマリーさんのとびきり笑顔を見せてくれ、報われろ!


ハイキュー

「チャラくたって先輩は尊敬すんだよ」
矢巾くんポッと出のキャラなのにすごくカッコいいです。
あと今回の話を見ていて僕も学生時代サッカーやっていて良かったなと改めて思いました。チームっていいですよね。青葉城西ほどの高みとまではいきませんが、お互いにぶつかり合いながらも目標を持って成長できたことはかけがえのない財産です。ハイキューはたまに青春時代を思い出してすごく心に突き刺さります。


学級法廷

ちゃんと理屈がまかり通って事件が証明される。普通にミステリーをやるだけで十分面白かったです。
しかしこれ、中山さんの罪が軽すぎるのでは。カンニングしたから成績簿オール1を付けられそうになった東出くんに対して、カンニングしてその罪をなすりつけて陥れようとした中山さんがかきとり100ページだけというのはいくらなんでも‥‥はっ、実は温水裁判長は女に甘いということなのでは?スケベそうな顔してるもんなあ、あのおっさん幼稚園児。


(読み切り)(Cカラー)僕らは雑には学ばない

河下先生の描く可愛い女子高校生のキスシーンが(ついでに裸も)見たいんじゃーという西尾先生のリビドーを感じるお話作りがとても良かったです。俺も見たかった。よくやったぞ西尾維新。だから大満足でした。
あと、カバも可愛く描ける河下先生はすごいなと思いました。新たな可能性が広がった!


食戟のソーマ

おじや、思ったよりも美味しさというカタルシスがなかったです。
創真くんの「ひたむきさ」という性質の説明に偏りすぎていたかなと思いました。
決して悪くはないですが、もっと今回の勝負に絡めた(黒木場くんや葉山くんが武器で闘っていたような)演出が見たかったです。


火の丸相撲

負けた火の丸くんを誰が慰めるのか、ヒロインは大関さんなのか、ユーマさんなのか、誰なのか‥‥やっぱり大関さんかーと思わせての、まさかのレイラさんだった。
そりゃあそうなのだが、とても意外であった。


トリコ

なんだかんだで人間界もちゃんとやっているようですし、美食會と三虎さんも忘れられてなくて良かったです。
そして猿王との対決を盛り上げるだけ盛り上げる演出をしての唐突なリング!
なんだよこれ、「キン肉マン」ですか(笑)テンション上がってきた!


卓上のアゲハ

そういえば宮地先輩は去年の県大会の個人ベスト8だった。しかも2年生にして(新人戦とかでないのなら)。
その彼をようしているのに、繚乱高校のこの弱小校は扱いは納得がいかん。「宮地くらいしか知らねえ」くらいが相手の普通の反応ではなかろうか。
彼にはどこかで本当に返り咲いて欲しいものです。


ワールドトリガー

めまぐるしく状況が変わる戦闘は、ゲーム的で面白いです。そしてアクション派狙撃手荒船さんとか、ギャンブラーな諏訪さんとか相手の隊長さんたちがカッコいい。相手が強いからこそ倒した時が気持ちいい。次週の決着に期待です。


磯部磯兵衛

ただ飯にのっかる磯兵衛面白かった。オチも含めて予想通りではあったけれど、磯兵衛の食べっぷりやパフェ、オチの「働かせてください」被せなど、小ネタが秀逸でした。
そして巻末、僕は磯兵衛を笑いません。妄想を最後まで書ききっただけでスゴいことだと思います。たとえ途中がはしょられていたとしてもです。ただ感想を求められたら中島のような反応になる、これはしょうがない!


EーROBOT

お漏らしに緊縛プレイに、股間のバルブネジをぶっといドライバーで挿してぐりぐりと回す、うん、これくらいのバカっぷりでこの漫画はいいと思います。


(読み切り)駄々

言っている内容はほぼ同じなのに、身内に言われるのとあかの他人から言われるのではショックが違うのはよく分かります。ダダとは結局のところ甘えなのだから。


こち亀

スペースバルーンは面白ですよね。
そしてそれを応用して宇宙を体験するというのも分かりますが、民間航空機を巻き込むのは勘弁してあげてください。本人の命だけじゃすまない可能性が大。これぞまさによい子は真似しちゃダメだよ事案。


sporting solt

会長の外面がいいとかどう考えてもありえないとか、いろいろツッコミどころは相変わらず多いですが、たぶん今までのこの漫画の中で一番面白い回だったと思います。
つまり、主人公が何もしない(医学をやらない)が、この漫画を一番面白くする方法だったんだよ! なんだってー!


ハイファイクラスタ

先週の爆発オチで本当にすべてがウヤムヤにされてしまった印象です。武蔵さんは勝手に諦めて改心して、景観モグラさんの弟が解放された件も忘れられ、いったい何がどう解決したのだか。
おそらく来週で終わるとは思いますが、うまいこと説明してくれるのを祈っております。


(最終回)ジュウドウズ

王屋十折という強者軍団が登場し、ジュウドウズも3日目が始まり、さあこれから盛り上がっていこうというところで、急転直下の終わりを迎えました。正直びびった。
本当に典型的な「俺たちの闘いはこれからだ!」エンドで、個人的にはあともう2、3週続けてダイジェストでもいいので兄貴との対決を見たかったです(単行本には書き下ろされるかもしれませんが)。
さて、個人的にはこの漫画は格闘技もののテンプレ、漫画的に盛り上げる手法をこれでもかと踏んでいて、よく考えて練られているなあと感心する部分は多かったのですが、そこからさらに+アルファの要素がなかったと思いました。
必殺技の描写や決着の仕方が究極的に地味で迫力不足でしたし、「伊達先輩」で培われたギャグもほとんど見られず、悪いところはないんだけれど、これがすごいと引きつけられる魅力もあまりない「教科書通りの展開の格闘漫画」以上のものにはなれなかったという印象でした。
今回は残念でしたが、勤勉な方だと思うので、さらなる成長とともに何か自分だけの武器を見つけて、またジャンプに戻ってきて欲しいです。近藤先生の次回作に期待します!