yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 15年 06・07合併号 感想

オールスター歌舞伎表紙とても面白かったです。トリコが最初全然分からなかった(笑
あと、堀越先生のポスター絵、磯兵衛だけでなくお犬様がいるのにちょっとびっくりしました。


今週のアンケート 1位:タイガー兄とドラゴン 2位:暗殺教室 3位:銀魂


(巻頭カラー)暗殺教室

殺せんせーペーパークラフト作ってみました。ちゃんと立体になるのはとても面白かったです。

本編はカルマくんテスト問題を解く。「人は自分の見えない部分を才能と呼ぶ」はまさにその通り。そしてテストを解くという過程で浅野くんとカルマくんのキャラクター性、そして成長を描いたのはとても巧いなと思いました。勉学はただ成績をつけるためのものではなく、その後に繋がっていくもの(学問を修得するというのは可能性が広がっていくということ)なんだということを見せていて、実に教育漫画していて良かったです。
あと、髪の長い渚くんはビビるレベルの美人である。


トリコ

猿武拾得完了。早すぎるっ!
しかしながらこのインフレ感はけっこう面白かったりします。一応師範に勝ってるわけですから、実力の下地はあるわけですしね。
あとゼブラがダンゴ虫食べてるの笑いました。お手玉で回されたうえに食されるダンゴ虫のことを考えると、とても悲しい(笑)


ワンピース

バルトロメオさんとキャベンディシュさんはいいコンビっぷりを発揮してしていてほっこりしました。
個人的に驚いたのはグラディウスさんがこの二人を相手取って有利に戦況を運べるほど強かったということ。もっと格下かと思っていたぜ。
そしてハクバさん登場。ここで盟友?バルトロメオがどうするのかが、とても楽しみです。


ヒーローアカデミア

障害物レースは佳境に。予選なので大きな展開はないですが、最後に出久くんの見せ場を作るのはさすがの作劇の巧さだと思いました。
爆号くんの「宣戦布告する相手を間違ってるんじゃねえよ!」からの流れがすごく良かったです。
あとはサポート科などの見せ場もありましたし、その次のコマで笑う催眠術男?のニヤケ顔も不適で楽しみです。


ハイキュー

田中さんの煽る「習性」笑った。日向くんや影山くんではなく、田中さんとそれを巧く利用した月島くんがペースを掴み取るとは意外性がありました。全員で闘っている感がある!


学級法廷

(ストレスが溜まっているからといって生徒に八つ当たりする)先生最低だな。そして立て続けに問題が起こっているこの学級は何十人も死人が出た『金田一少年の事件簿』の不動高校ばりに通いたくない場所だ……
まあ、それはさておき、今回はわりと簡単に推理できましたが(光陰を必要以上に見せたり、東出と中山の名前が似ているなど)、どうやら前回までのように問題編で犯人に至る証拠が出ないということはなさそうなので一安心しました。普通に推理ものであってくれれば私は満足です。


銀魂

将ちゃん死んだぁぁぁぁぁ〜〜!!
意外な展開に度肝抜かれました。助かったと安堵させておいてやっぱり死ぬというのはど定番なのですが、すっかり騙されました。
将ちゃん安らかに眠れ(;_;)


火の丸相撲

力及ばず火の丸くん破れる。
その根拠の一つにお互いの足の指を見せるという演出はとても効いていて良かったと思います。火の丸は努力した。だが久世くんも同じくらい努力した。だからこそ体格に勝る久世くんが勝つということの、なんという説得力と、絶望感よ。


(Cカラー)(読み切り)タイガー兄とドラゴン

すっごく面白かったです。なんというかノリと勢いで突っ走る感じが実に爽快でした。
バトルの迫力、インパクトのあるギャグ(いきなり女とドラゴンになっているのは笑った)、そして何より漫画内に流れるリズムが心地よかったですね。田村先生独自のリズムです。
そして「ドラゴンよりおっぱい」は至言。少年には分からないかもしれないが、きっといつの日にか分かるときがくるだろう……


ニセコイ

鶫のアクションと剣士コスプレは正直あんまりグッとくるものはなかったのですが、「鶫が女の子らしくなった」と言及されたことはとても良かったと思います。久しぶりに関係性の発展感が得られました。
そして次週煽り文、マリーさんは「一難」なんかじゃ決してないんだよ〜


ブリーチ

零番隊が知らぬ間に全滅していて、そこに一護が来たと思ったら、和尚は生き返り、霊王は死んだ。なんという怒濤の展開。
「霊王を護ってくれ」→霊王死んだ(刺された)の流れはインパクトあって良かったですが、唐突すぎてちょっと笑ってしまったぜ。


(Cカラー)食劇のソーマ

ぬかさんまの炊き込みご飯美味しそうでした。そして「料理の工夫では届いてない」という指摘や(すっかり忘れていてた……というか作者が忘れているんだと思っていた)叡山先輩の目論見などを経ての、創真くんのもう一工夫をたたき込む演出。とてもいい盛り上がりだと思います。
来週はさらに美味しそうなサンマ料理が見られそうで楽しみです。


磯部磯兵衛物語

宝くじ話は、本当に当たる展開なら豪遊して失敗する磯兵衛も見たかったり。
そして巻末、父上は改めて作中最強の母上の夫だと思える貫禄があって良かったです。お正月らしさもある、いい話だった!


卓上のアゲハ

何故出し惜しみをするんだ!
読者の興味としては海燕高校の羊くんと犬くんが黄金の継承者であるというのは薄々感づいていたことですし、今週の一番の期待は彼らがどんなプレイヤーなのかだったはずなのに、変なポーズをだけして終わってしまうなんて。これでは何も語ってないのと一緒じゃないか。もっとガンガン攻めていって欲しいです。


こち亀

値段云々は置いておいて、海の宝石がすべて集まった島というのはロマンがある話だと思いました。冒険短編小説なら「わしの考えは当たっていたんだ!」で宝物と一緒に死ぬのが定番ですが、そこから先はこち亀らしい展開だったと思います。
あと、オチは誰の台詞か分からないのでちょっと意味不明でした。

E-ROBOT

唐突にシビアな場面転換、地球規模にまで発展したエロネタなど、すごい最終回っぽい構成でした。途中まで「えっ、終わるの?」と思って読んでいましたよ。
正直こういうエロでは世界を救えないというマジレスネタをやられると、普通に次からこの漫画笑いにくくなりそうで不安です。


ハイファイクラスタ

社畜」とか言っちゃう景観モグラさんが本当にガキっぽくて、それ自体は作者狙ってやっていたんだなというのが分かったのは良かったです。
しかしながらノーベルのハイファイの女子迷惑すぎるなあ。まさかの爆発オチ。


ジュウドウズ

やっぱりあったか柔道頭本祭。これはまあ予想通りです。
そして王屋十折の活躍はもうちょっとしっかり見たかったです。ただ少ない情報からは指の使い方が特徴的な流派っぽい感じなのかなと思いました。


斉木楠雄

「面白そうな番組が目白押しだ、フフフ」なんて言っちゃう斉木くんと緊張して黒歴史を刻む海藤が可愛い回だったと思います。


(読み切り)モテキマジック

笑いどころが分からなかったです。モテマジックにほんの少しでも「一理ある」と思わせる要素があればもっと笑えたかなと思います。


sporting solt

喧嘩で勝つと勝つと立選の順位も変わるのか……、もう本当にこの漫画はスポーツとか意味なくなったんですね。
一コマ目の足のアップ演出意図の意味分からなさから始まって、今週も一ページに一つは台詞は繋がっていない、体の一部がありえないくらいが伸びに伸びる、全く感情移入できる要素のない謎の感動展開など、ツッコミどころ満載で個人的には楽しかったです。
ただたまに、この漫画を熟読しているという事が、人生の貴重な時間を無駄にしているのではという疑問となって、襲ってくるのはなんとかしたいです。