yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー日本代表 親善試合 VSホンジェラス戦 感想

日本(6−0)ホンジェラス  日本勝ち

遠藤無双!

アギーレ就任から4試合は攻撃と守備がバラバラな印象が拭えず、正直見ていてあまり面白くない内容でしたが、今回の試合は違いました。

それはもちろん、ホンジェラスがイージーなパスミスを多発するなど、相手のコンディションが明らかに悪かったことも関係しているでしょうが、それ以上に遠藤というパサーがCMFに入ることで、攻撃における溜めがしっかりと作れていて、さらに多くのバリエーションが増えているのが大きかったと思いました。長谷部も守備でしっかりと潰し役になっていましたし、今まで招集されていなかった(長谷部は最初離脱でしたが)ベテランが活躍が光りました。

勝負自体は前半と後半のすぐの得点で決まってしまいましたが、遠藤が抜けた後も香川がボールを散らしてゲームを作る役割を引き受けていたのは、ちょっと驚きでした。本人は点がとりたいタイプだと思うので少し不満があるかもしれませんが、新たな可能性を見せてくれたと思いました。

スタメンは武藤を除けばザックジャパンのコアメンバーで、連携はばっちり、やはりこの日本代表は強いなと改めて感じました。一方でアギーレ監督は合流が遅れて、このゲームではほとんど彼の色が見られなかったのは少し不満ではありました。

しかし暗い雰囲気のままアジアカップに突入するよりはよっぽどいいので、今夜の勝利はとても喜ぶべきものだったと思いました。

楽しかったぜ!


以下、各選手の評価です。


川島(5.5)・・ほとんど出番がなかった。しかし吉田との接触は危なかったので、きっちり試合勘を取り戻して欲しい。
吉田(6.5)・・流れを作る先制点のヘッドを叩き込んだ。守備でもほとんど危ない場面はなく、安定感があった。むち打ちになっていないといいが・・・・・・
森重(6.0)・・競り合いにおいてほとんど勝っていた。一回連携で危ない場面を作ってしまったが、それ以外はほぼ完璧だった。
内田(6.5)・・上下に激しく運動し存在感を見せていた。使われることはまれだったが、その動きが囮になって幾つもチャンスを作ったのは間違いない。
酒井高(6.0)・・攻める気概が溢れていた。大きなミスもなくサイドバックとしてしっかりとした仕事をした。
長谷部(6.0)・・相手の攻めの起点をしっかりと潰していた。ファールが多い印象もあったがゴールからは遠かったので問題はなし。アシストもあった。
遠藤(7.5)・・ボールを散らし、多彩な日本の攻撃のタクトを振っていた。試合を決める3得点目のゴラッソは鳥肌モノだった。
香川(6.0)・・オフザボールの動きが良かった。肝心な場面でボールが足についていない印象だったが、遠藤が抜けてからはパサーとして活躍した。
本田(7.0)・・1ゴール、2アシスト。攻めの中心選手と抜群の存在感を発揮した。フリーキックも惜しかった。
武藤(5.5)・・積極的に攻める姿勢は見せたが、見せ場らしい見せ場は作れなかった。守備は頑張っていた。
岡崎(5.5)・・前で体を張ってしっかりとボールをキープした。しかしゴールは生まれなかった。


交代選手

乾(6.5)・・投入からわずか2分でゴール。さらにもう1点決めてフィニッシュの精度の高さを見せた。
豊田(6.0)・・香川からこぼれたボールをしっかりとゴールに叩き込んだ。しかし、本田の絶妙クロス、あれを決められなければレギュラー定着は厳しい。
柴崎(5.5)・・試合に入れていなかった。プレイはどれも無難なものに終止して目立つことはできなかった。
田口(6.0)・・もはや相手が意気消沈しているので特に出番はなかったが、大きなミスもなくゲームを終わらせた。
西川(ー)・・時間短く評価できず。お子さんが生まれたそうなのでおめでとう。

アギーレ監督(5.0)・・アギーレ代表としては初招集の選手が多い中で、前日合流と今回はほとんどアギーレ色は出ていないと思うので、交代以外はあまり評価できないと思う。