yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 14年 50号 感想

ナルト映画は見に行くぜ!


今週のアンケート  1位:ナルト 2位:火の丸相撲 3位:食戟のソーマ 


(巻頭カラー)(Cカラー)(最終回)ナルト

ナルト完結。
先週までのサスケとのバトル、今週のサスケの独白と手をとりあう二人、そしてラストの火影になったナルトのエピローグ。とても気持の良い締めだったと思いました。
ナルトは派手な忍術やバトルも魅力的でしたが、お話的にも「お互いをわかり合う」が一貫したテーマで、それが集約されたラストはとても良かったです。それは現在の敵だけでなく、先祖や過去の人物に対してもそうでししたし、だからかこそ次世代の火影候補達である、ナルトの息子が物語の中心になっているエピローグは本当にしっくりきました。
それにしても連載期間15年、アラサーの自分としてはその人生の役半分にナルトがいたということですから、とても感慨深いですし、同時に寂しい思いで一杯です。
岸本先生本当にお疲れ様です。またワクワクドキドキするお話しをジャンプにもってきてくれたら嬉しいなと思います。


ワンピース

扉絵のナルトリスペクトはいいなあ。
本編はヴェルゴが子どもの頃のローをボコボコにしたとか、鳥かごがでてきたりとか、今までに語られてきた内容が出てきたのは面白かったです。そしてコラソンさんの笑顔は泣けるぜ・・・・・・・


ヒーローアカデミア

おお爆豪くんカッコイイ。笑わないオールマイト、相手の作戦ががん決まりする展開、無策のまま突進しちゃう出久くん、そういった死亡フラグを一気にへし折っていったぜ。轟君も相変わらずの安定感で頼もしい。
しかしこうなってくると死柄木さん、そして八百万ちゃん達の具合が気になるなあ。まだまだヴィラン側には何か策がありそうですし。


(Cカラー)暗殺教室

すっごい食戟のソーマっぽかった(笑)
そしてこの山はマジで凄いな。うちの学校の裏山にはタケノコくらいしかなかったぞ!


食戟のソーマ

食材選びで遅れをとる創真くん。半端な知識で云々言われている時の悔しそうな顔がめちゃくちゃ良かったです。絵の力がある。
そして葉山君の鼻が、もはや匂いとかの概念を超越しているレベルなのはさすがに笑った。いくらなんでもそれは不可能でしょう!


火の丸相撲

盤石の面白さ。チヒロくんの研究熱心さと相撲にない動きのオンパレードは普通に「おおっ」となった上で、全てを上回る久世くんの力強さを見せるというのは、まさに予想通りの展開ですが、それでもなお、凄い面白い、本当に迫力がありました。特に右四つの型で押し出す絵は鳥肌たちました。


銀魂

回想と現在の闘いをリンクさせる構成というのは、全然頭になかったのでびっくりしたと同時に、バトルのテンションを失わずに重要な事を語れるという、素晴らしいアイデアだと思いました。最高です、空知先生!
今までベールに包まれていた高杉さんと銀さんの過去、そして松陽さんとの関係、すごい楽しみです。


(Cカラー)(読み切り)ガーデン

世紀末モノ。シビアな世界観はとても良かったですが、花粉を吸ったら即アウトの環境でマスクをせずに外を歩いているというのはなかなか理解し難い感じでした。杉花粉ほどじゃないでしょうが、杉のない場所でも花粉て相当飛んでくるじゃないですか、花のない所ならマスクを外すなんてことができるだろうか?
それはまあキャラの顔をしっかり見せたいとかいろいろ理由があるのでしょうが、シビアさが魅力の作品ではっちょと悪手かなと思いました。
あと、あんまり物語的に完結していなかったのも気になりました。主人公達は一体どこに行くつもりなんだろう、軍の施設ではないみたいだし、それがイマイチ分からなかったです。
絵柄などは安定していて良かったと思いました。


斉木楠雄

海藤ワールドが本当に気持ち悪くて笑った。夢原さんは今回でなにしてもいいキャラになったのは美味しいなあと思いました。


ハイキュー

狂犬くんの取り扱い方といい、日向くんのバックアタックシャットアウトいい、やはり及川さんはボスの風格。
そんな彼に影山くんが食らいつく展開ではなく、烏野は菅原さん投入でダブルセッターで挑む展開の模様。練習してないでうし、はたして吉とでるか凶とでるか?


トリコ

トリコの「八王には遠く及ばねーよ!」でちょっと笑ってしました。確かに鼻息ひとつで殺された立場だから説得力がある(笑)
そしてやっぱり四天王がそれぞれの能力を使って強敵に挑む戦いは、派手だし面白いですね。
あと避難した電シャークに対して「大丈夫か「シャイシャイ」「いや小松のことだよ」というサニーさんが地味に酷い。


ニセコイ

お風呂裸展開は羽姉さんの方がスタイルいいはずなのにエロスを感じないのは、やはり羞恥が足りないからなのだろうか。回りくどいことをせずに、もっと包み込むような態度で積極的にいってくれた方が、オネショタ好きには響くと思うので、覚醒展開を期待します。


ワールドトリガー

唐沢さんがナイスガイすぎる!
それはさておき、戦争後状況整理回かと思ったら修くんの過去回想回になりました。そういえば麟児さんのこととかすっかり忘れていました。母親も出てきたし、修くんの事情がこの際全部明かされるのなら楽しみです。


ジュウドウズ

丸間弾くんは「黒子のバスケ」黒子くんばりに存在感を消せるのか、「ドッヂ弾兵」珍念ばりに避けるのが巧いとか、どうなのでしょうか?
あと、王屋道場ナンバー2野顔が見えないのは、今後ギャグになっていくのだろうか?
ジュウドウズには今ギャグ用員が足りない!


ハイファイクラスタ

景観モグラ登場。巻いてきたぜ!
才能ラベルやハイファイがただの舞台装置ではなく、裏に何か目的がちゃんとあり、それをびっくりさせる形で開示してくれる展開を期待します。


磯部磯兵衛

前日のハイファイと宮本武蔵が被った(笑)トラックSのハイファイを拒否するとは磯兵衛は大物だぜ。もしかしたらこっちで語られている通り才能ラベルというのは呪いなのかもしれないですな。
巻末の問題は「いたまえ(料理人)」かな?


ブリーチ

「先ほど出す暇がなかった僕本来の力」
・・・・・・ダサい、言い訳がダサすぎるよリジェさん!凄んでいるのに、全然迫力がない!でも、名誉回復ができて良かった。
王悦さんも瀕死ですし、陛下も出てきた以上零番隊もこれまでかという感じですが、もう一回零番隊には全員卍解!とかで活躍して欲しいです。


こち亀

二週続けてロボットもので、しかも前回がある程度リアル路線だったのに、今回はトンでも路線なのでちょっと戸惑いました。しかしながら、オチはけっこう良かったです。


sorting solt

ぞうきんがけをすれば剣道に最適な動きが身につく・・・・・・とは決して思えないっ!
薀蓄力圧倒的に足りていないと思いました。ストーリーでやりたいことと医学知識がうまくリンクして以内感じなので、そこがぴったりはまればまだまだポテンシャルはありそうなのですが・・・・・・


(最終回)ヨアケモノ

思ったよりも綺麗にまとまった最終回だった。仲間の絆で結ばれた壬生狼が合成獣の龍に勝つ、そういったやりたいことが最後の見えたのも良かったです。
ただ、僕なんかは新撰組という組織が最後は散り散りになり崩壊していくことは歴史として知っているので、どうしても彼等を真っ当な正義の集団として書くことには、最後まで違和感がありました。もっと荒唐無稽なトンでも歴史なら、まだ「そういうもの」とも納得できたのですが、けっこう史実寄りでもありましたし、そのあたりのバランスが最後まで見えてこない作品でもありました。
あとは、例えば近藤さんが最後までなんの獣か明らかにされないなど(ビジュアル的にはライオンでしょうが)、情報を出すタイミングがちょっとズレているなとも思いました。沖田さんの猫も刃郎くんとの対戦では明かさずに、吉田さんに負けた回で明かされましたし、イマイチ「オオ、そうだったのか!」という驚きがなかったです。それは能力の地味さにも言えますが・・・・・・。
しかしながら絵はとても巧かったですし、見せゴマはしっかり迫力があったので、それがしっかりとストーリーの中で活かされれば、もっと化けたのかなと思います。
この連載の経験を活かして、ワクワクするバトルがてんこ盛りの少年漫画を描いて欲しいです。芝田先生の次回作に期待します!