パトリック半端なかった!
スコア的にも点の取り合いで面白い試合でした。
序盤はサンフレッチェが佐藤寿人をはじめとした前線のプレスがうまくはまっていて非常に優位に試合を進めていました。ラッキーなPK獲得もあって断然有利になったあとの追加点。正直このまま押し切って勝利かと思ったのですが、そこを遠藤の素晴らしいセンタリングとパトリックの体の強さでなんとか食らいついたかというような印象の前半でした。
そして後半はガンバ長谷川監督がシステムをいじってからよくボールが回るようになりました。さらに交代した大森、少し前に配置された阿部が果敢にプレスをかけるおかげでサンフレッチェDF陣が慌ててしまって、ほとんど前にボールを運べなかったです。たまにサイド高い位置に通ってもガンバ両サイドが一対一で負けなかったので、ほとんど危ない場面はありませんでした。
こうなってくると流石はJリーグ屈指の攻撃力を誇るガンバ大阪。パトリックの強さに宇佐見の個人技、運動量のある阿部や大森、それを操る遠藤、はっきり言ってめちゃくちゃ強かったです。
そして、あれよあれよいう間に逆転。サンフレッチェもなんとか交代で流れを変えようとしますが、基本的にはスタメンが最も実力があって戦術も動かしにくいのがサンフレッチェなので(勝手なイメージ、森崎投入は意図通りになっていたと思うけど根本的にサッカーは変えられない)、正直攻め手がなかったですね。立ち返る場所があるというのはブレが少なくてリーグ戦だと強いけれど、カップ戦では必ずしもそうではないので。
あと、宇佐見の号泣はちょっとびっくりしました。初タイトルだったんですね。これを見れただけでもこの試合は価値があったと思います。
いい試合が見れて良かったです。