yukiakiの日記

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映画『思い出のマーニー』感想 いい映画だったが、百合を期待していってはいけなかった

(ネタバレありです。注意して下さい)


平日のレイトショーを観賞。観客は夜遅い回だからのためか10人くらいでした。


公式サイト → http://marnie.jp/index.html

面白かったです。

自分が愛されていることに実感が持てない主人公の杏奈が、最終的に自分が多くの人に愛されていることに気が付くという、成長の物語として、とても心に響くところがありました。

そのきっかけになるのが彼女の前に現れるマーニーなのですが、彼女は動作の一つ一つがとても可愛らしく、不思議な魅力を全身から溢れ出していて、とても引きつけられました。

夜の湖で一緒にボートを漕ぐシーンとか、とてもドキドキして手に汗握るほどでした(笑)

ただ、僕は予告編の「あなたのことが大好き」と言っているシーンを観て、マーニーを友達以上恋人未満(百合に近い関係)の他人、もしくは杏奈自身のイマジナリーフレンド(空想上の友達)と思っていたので、最終的にその正体が幼い頃に死んでしまった祖母の子どもの頃であったというのは、作中の疑問はちゃんと解けたものの、なんだかちょと附に落ちない気持になりました。

というのも、マーニーや杏奈の「あなたが大好き」という言葉は、結果だけみれば「家族の愛情」というとらえ方になってしまうんですね。

「そうじゃないだろう」と僕は思ったのです。これは勝手な期待なのは分かっているのですが、僕は、杏奈はマーニーという他人に心を開くことで(もしくは自分自身の分身と向き合うことで)救われていって、成長して欲しかったのです。

とてもいい映画で満足でしたが、百合要素も含んだ友情の話を期待していった身としては、ちょと肩すかしをうけた気分でした。