yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 14年 33号 感想

ステルス最終回。なんだかんだで語りがいのある奥行きを持った、好きなマンガだったのでとても残念です。

今週のアンケート  1位:ハンター 2位:トリコ 3位:ステルス交鏡曲


(新連載)(巻頭カラー)三首コンドル

同名の読み切りを経ての新連載。
感想としては、可もなく不可もない普通のマンガといった身も蓋もないような、感想しか出てきませんでした。
ファンタジー世界において設定が突飛なわけでもなく、キャラクターが新鮮というわけでもなく、絵がうまいわけでもない、普通のそれなりによくできた、しかし特長のないマンガです。
なにかフックがあると嬉しいので、来週以降に何か作者の「これが書きたいんだ」要素を出してくれることを期待します。


火の丸相撲

立ち会い前の上半分見開きは迫力があって良かったです。
「引き分けがない」というのはいいですよね、相撲の醍醐味です。どちらが勝つか分からないので(個人的には火の丸くんに勝って欲しいです。沙田くんは負けさせた方が面白そう)、決まり手含めて期待です。


斉木楠雄

麻生先生は現代アートが嫌いなのか?
まあ僕もいまいち分からない分野なのですが現代アートは。文脈を理解していればちゃんと良さが分かるのだろうが、いちいち勉強するのもめんどくさいのですよね。


(Cカラー)暗殺教室

お花屋さんが死神・・・・・・?
これは意外というよりも多少拍子抜けな感じでした。盗聴機仕掛けるとか普通のことしてますし、もっと化け物じみた人かと思っていたので。
はたしてここから一気に格が上がるのか、それともミスリードなのか、次週に期待です。


ナルト

カグヤさんは力は強いですが、基本騙されやすい人ですね。黒ゼツさんもアドバイスしづらそうだ。
ナルト連弾はもっと圧倒的数で「ナルトの数が多すぎて空が見えない。ナルトが7分に白が3分だ』くらいの勢いでポカポカ殴ってくれても面白かったかも。


磯兵衛

ちょっと知識を得るとウザくなるという感覚はよく分かる。例えばサッカーなどでもよく意味も分からず「バイタルエリアをケアしないから」とか言ってみたくなったりするんです。楽しいんですよね、評論家を気取るのって。ただ、勝負をしている本人の前で言ってはいけない。これは鉄則。


(Cカラー)(連載第2回)ヒーローアカデミア

出久くんオールマイティから力を引き継ぐ。
これは個人的には微妙な展開。先週と今週の話で出久くんにその「資格」があるのは理解できるけれど、“無個性”から“万能”へのジャンプアップは、どうしてもチート感がつきまとう。
ですが、いきなり最強になっても物語にならなそうなので、最初は肉体の負担的に『タイバニ』のワイルドタイガーのように時間限定式になることでそれを抑えるのかな?


ニセコイ

アニメを紹介するために生まれた女の子、喜喜美々子さんが本編に登場。
ラストの千棘の「大好き」はかなり可愛かったので、いい仕事してるなあと思いました。


ハイキュー

大地さん倒れる。正直どういう風に接触したとか全然分からないので、今週は「衝撃」といより「混乱」といった感じでした。とりあえず詳細待ちです。
あと、敵の中島さんの「ここはまだせいぜい『動物園』」はちょっと面白かったです。


(Cカラー)食戟のソーマ

カラー扉絵のマフィア風アルディーニ兄妹はカッコイイ。どちらかというとこの漫画はお色気路線よりもカッコイイ路線でいくのですね。
そして本編は爺の謎のツンデレラブ乙女に笑った。なんだ、これ、酷い(笑)
しかしながらタクミくんが勝ちそうだが、だとするとこれだけ引っ張った美作くんとは何だったのか?


トリコ

馬王ヘラクレスと対決。これは熱い。熱いぞ。絶対に敵わない相手に挑む主人公というのは燃えます。
個人的には相手がでかすぎる(こちらが小さすぎる)というのが、展開にどう働くかは見物だと思っています。トリコにしても小松にしても。
というか、トリコは戦闘だからともかく、小松は超巨大なエアをどう料理するんだ? それがちょっと楽しみです。


黒子のバスケ

誠凜観客の応援でなんとか戦意を保つ。サッカーでもサポーターは12人目の選手と言われますし、理解できる良い展開。
しかし荻原くん意外にあっさりとした登場だった。てっきり黒子のゾーンを誘発するとか、大根の桂剥きをする魚住くらいの存在感を見せつけるものだと思っていたが、役割は地味だった。


銀魂

守護霊三部作。回を重ねるごとにカオスになっていって最後は良く分からなくなっていました。騎馬パン食い借り物競走戦とか、もはや何が何だか・・・・・・



こち亀

振り込め詐欺の仕組み啓発と、クマ殺し風波といった内容。
振り込め詐欺出し子や運び屋にかんしては、これはなかなか手が込んでいると思った。末端に罪悪感を感じさせないようにする仕組みはマジで恐ろしい。


ワールドトリガー

大ボスハイレインキター(・∀・)ー!! これは楽しみです。
千佳ちゃんもA級の皆さんもすごいですが、何より猫がすごい。戦闘においても頭の上から離れない驚異のバランス力だ・・・・・・


ハンター

先週休んだ時はどうなることかと思いましたが、今週も内容盛りだくさんで安定して面白かったです。
十二支んの内通者は個人的には「いる」と思いますし、それは一応カンザイさんと予想。理由は特になし。なんとなくの勘です。
そして優秀なクラピカさん。センリツさんとか優秀な部下もいるし、他の十二支んは大丈夫なのか・・・・・・?
あと、イボクリでみんなのハートを鷲掴みにするジンさんには和みました。2択を迫られたらそれ以外の答えを出すのも、ひじょうにらしくて魅力的でした。


イリーガル・レア

先週号で登場の際デルメザさんが乗っていた黒い玉は友達と「たんたん狸の金玉」なのではという話をしていたので、今週号でいきなり足を上げた時には「やっぱり金玉だったんだー!!」と妙なテンションの上がり方をしてしまいました。結局違いましたが。
あと、ナズナさんがここで連れて行かれて場所が移動するのはちょと残念でした。ここでもうちょっとバトルして欲しかったです。


(読み切り)融合くん

・・・・・・・今週は今ままでの全3回の中で一番面白くなかったです。


ブリーチ

お湯を武器に闘うってやっぱり異様だなと改めて思いました。相手が陛下ではやられるイメージしか残念ながら沸かない・・・・・・。
そしてジジちゃんは性別男性のもよう。さらにゾンビと化したバンビエッタちゃん登場。
あれ、「精液臭い」なんて言われるということは、最近出したということで、それはつまりバンビエッタちゃんは、負けた後で仲間たちにびりびりポキポキもぐもぐパコパコされたということでしょうか。それは久保先生あまりにひどい・・・・・・。



(最終回)ステルス交鏡曲

設定をとりあえず全て語りきり、それによる関係性の話まで一気に描ききった最終話。僕は嫌いじゃないです。
もちろん急ぎすぎていてキャラクターの心理にうまく乗れていない感じはあるのですが、「ああ、こういうことが描きたかったんだな」という作者の思いはびんびんに伝わってきたので、その可能性を得ることのできなかった無念さも含めて、いろいろ想像の余地のある展開は、いろいろ感慨深いものがありました。
個人的にはこの作品、世界観の設定は本当に凝っていたし期待していたのですが、主人公の二人があまり好きになれない、感情移入できなかったのが、イマイチ面白く跳ねない原因なのかなと思いました。ジグくんは裏返りますし、トロマさんは本当にただ空っぽなだけの人ですし。この二人が軸なので、サブキャラも思ったよりぶつかってこれなかったのかあと。個人的には終盤敵役として出てきたスライスさんが思いの外しっかりどっしりとキャラクターがたっていて、フワフワした主人公二人に変わって話を回す役になっていたのはちょと笑いました(神防町救ったのもある意味彼だし、アリスさんに対しては超ツンデレだし)。
短期で終わってしまいましたが、成田先生と天野先生はそれぞれしっかりとした武器を持っているので、この経験を活かして、またジャンプに戻ってきてくれると嬉しいです。両名の次回作に期待します。