日本（３−２）ベルギー 日本勝ち
やったー！ 勝った−！！ 日本誇らしい！！
オランダ戦に続いてとても面白い試合でした。ベルギーは個人技術が高く、高くてそして速いというチームでしたが、日本は組織で粘り強く守り、細かいパスワークで崩すという、持ち味をしっかりだすことができた試合だったと思います。
特に流れの中から3得点を決められたことは、チームに大きな自信を与えたと思いました（1点2点くらいとられても大丈夫なんだぞ、という）
本田、香川が本調子ならば、ある程度メンバーが変わってもクオリティの高いサッカーができるというのは、とても収穫だったと思います。いろいろな場面でポジション争いが生まれ、それがチームにいい相乗効果をもたらしていました。
ミスからの点は残念ではありましたが、今までの方向性は間違っていなかったんだと思わせてくれる、２０１３年の集大成に相応しいゲームだったと思いました。気持ちよかったです。
以下、各選手の評価です。
川島（5.5）･･不用意な飛び出しが先制点を与えるきっかけになってしまった。足下も不安定だったが、必要な場面ではしっかりとしていた。
吉田（5.5）･･ルカクとのマッチアップは基本負けていたが、しかし最後の最後はやらせなかった。そのあたりは流石。
森重（6.0）･･体を張って背の高い相手に対してもしっかり対応していた。大きなミスもなく安定していた。
酒井宏（6.5）･･１得点目に繋がるセンタリングは素晴らしいの一言。カウンター時にも一気に駆け上がるなど存分に持ち味を出した。
酒井高（5.5）･･上下に激しく動いていて持ち味を見せてはいたが、まだ香川との連携はもう少しだった。失点に繋がるポカミスもあった。
山口（6.0）･･下がって必ずボールを受けていたし、そうかと思えば高い位置からプレッシャーをかけるなど運動量の多さが際立っていた。
長谷部（6.0）･･ミスもあったが、3点目の起点になるなど縦にいいパスを供給していた。ミドルシュートは惜しかった。
清武（5.5）･･酒井との関係は良かったが、個人としてはあまりいいプレイは見せられなかった。もっと積極性が欲しい。
香川（6.0）･･得点こそなかったが、局面局面で光るプレーをみせて相手の驚異になれていた。守備も頑張っていて亜。
本田（6.5）･･ボールを貰えば決してとられずトップ下で抜群の存在感を見せていた。2得点目のゴールも素晴らしい決定力だった。
柿谷（6.5）･･１Ｇ１Ａの素晴らしい活躍を見せた。これまでの鬱憤を晴らす内容で、チームを勝利に導いた。
交代選手
遠藤（6.5）･･キレのあるパスで2得点目をアシストした。終盤はチームを落ち着ける動きもしていて日本の動きに緩急をうまくつけていた。
岡崎（6.5）･･柿谷のパスに素晴らしい反応を見せた。ゴールという結果をだしつつ守備でもいい動きを見せていた。
大迫（5.5）･チームが3点とって省エネモードになったためか、あまりボールがまわってこなかった。守備の意識は高かった。･
細貝（6.0）･･自分の役割を意識してファールをあまりせずに守備意識が高かった。
今野（ー）･･時間短く評価できず
ザック監督（6.5）･･チームをテストしつつ、しっかりと勝つための選手起用ができていて、それがしっかりと当たった。文句の付けるところはない。
