yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『パシフィック・リム』感想 「大怪獣VS巨大ロボット」はこんなにも俺の血を熱くたぎらせるのか!

友達がすごい勢いで勧めてきたので興味を持って、平日のレイトショーを鑑賞。
3Dは目がチカチカしてしまうので、2D字幕版を見ました。観客は30人ほど。おじさん率が高かったです。


公式サイト → http://wwws.warnerbros.co.jp/pacificrim/

見終わってしばらく興奮がおさまりませんでした。まるでヘビー級のパンチを受けたかのごとくの衝撃を食らいました。

なによりもまず出てくる大怪獣や巨大ロボットの重量感が素晴らしいです。特撮よりも綺麗で、今までのハリウッド的なCGよりも重々しい、ある意味で怪獣物の理想系ともいえる映像でした。

特撮はある程度は好きな分野ではあってもそれほど熱心というわけでもなかったのですが、ここまで完璧ともいえる映像を見せられると、それだけで血が踊るような興奮が味わえるとは、正直自分自身でもびっくりでした。

今までの映像や表現に不満があるわけではなかったですが、ここまでのクオリティが(自分の理想、頭の中以外で)あったんだという衝撃は、すさまじかったです。意識してない痒いところに手が届くって気持ちいい!というかそんな感じでした。

ストーリーはシンプルで、人間ドラマはもちろんありますが、わりとあっさりとそれを流して、大怪獣と巨大ロボットのアクションおよびギミックに時間のほとんどを費やす構成は潔くて良かったです。観客が見たいところを分かっていると思いました。

「大怪獣」に「巨大ロボット」忘れかけていた特撮LOVEの血が、俺にもまだしっかりと流れていたんだということを再発見できた、素晴らしい映画でした。

大傑作!