yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー日本代表 コンフェデレーションズカップ2013 予選 VSメキシコ戦 感想

日本(1−2)メキシコ 日本負け

3連敗だ・・・・・・orz

前半の序盤30分くらいまでは互角以上に闘えている感じがあって楽しいゲームだったが、だんだんと相手にペースを掴まれていって、後半はかなり一方的な展開だった。

サンドバック状態とまではいかないまでも、一人一人のテクニックの差がはっきりと表れてしまっていた。セカンドボールがまったくとれず、どうやっても勝てないであろうという印象を抱いてしまうほど好き勝手にやられてしまっていた。一点は返したものの、その印象は最後まで拭えなかった。やっているサッカーの完成度の違いというか、点数差以上に相手が遠く感じた。

原因の一つは本田の不調だが、彼の代わりにチームに落ち着きを取り戻せる選手がピッチにいなかった。個人的には遠藤、細貝あたりがもっとセカンドボールを収めて落ち着いて日本の攻撃に移るというようなプレイが欲しかったと思う。

一点ビハインド時に、3−4−3で流れを変えようとしたのは悪くなかったが、直後に失点してしまったのは痛かった。これは不幸ではあったが、ザックの選手交代のタイミングも悪かったと思う。内田、次に吉田という交代の流れは、どうみてもこれから一点を返そうというものには見えない。交代には選手にしっかりとベンチの意図を伝えるという側面もあると思うので、まずは吉田で3−4−3という流れを作った方が良かったのではないか。

集大成と言われたコンフェデ杯で失点9の勝ち点0、これはファンとしても非常にショックな出来事だった。このままではW杯本大会、予選突破も難しいという現実を叩きつけられた。しかしながら「本大会でやっと気が付いた」ではないだけまだマシと考えて、監督はじめ、選手達には奮起して欲しいと思います。


以下、各選手の評価です。


川島(6.0)・・・2失点だが、ドスサントスのミドルを防ぐなど、気迫溢れるプレーを見せた。PKも止めてみせた。
今野(6.0)・・・積極的なボールを奪おうとする守備は、ビハインドの時間に心強かった。一対一も強かった。
栗原(5.5)・・・対人ではしっかりとプレーしていて安定感はあったが、相手を捉えきれずマークを外してしまうことがあり、それが1失点目に繋がった。
酒井宏(5.5)・・・大きなミスはなかったが、攻撃でも守備でも存在感というものは発揮できなかった。
長友(5.5)・・・良いプレーもあったが、ドスサントスの個人技に苦戦するなどしていた。怪我は心配。酷くないことを祈る・・・
遠藤(6.0)・・・悪い時間帯の中ではパスの冴えもなかったが、3バックになってから前にガンガン出てくる姿勢は評価。それがアシストに繋がった。
細貝(5.5)・・・守備は悪くなかったが、攻撃に移る際のパスの出し方、攻撃の組み立て方には課題が残った。
岡崎(6.5)・・・積極的に仕掛ける動きで相手の驚異になっていた。点を決めるのはやはりこの男。ポジショニングも良かった。
香川(5.5)・・・テクニックで相手を崩そうとしていたが、ボールを持つ位置がゴールから遠く輝けなかった。自分で切れ込む場面も少なかった。
本田(5.0)・・・コンディションが悪かったせいか、いつものように前線でボールが持てなかった。時間がたつ度に動きが悪くなっていった。
前田(6.0)・・・積極的にシュートにいく姿勢が良かった。前での守備も頑張っていたが、相手のボール回しが速く、あまり効いていなかった。


交代選手

内田(4.5)・・・2失点目時はでエルナンデスをマークしきれなかった。PKも与えるなど精細を欠いたプレーだった。
吉田(5.0)・・・投入直後の失点はいただけない
中村憲(ー)・・・時間短く評価できず。しかし、シンプルなプレイで確実に流れを変えた。

ザック監督(5.0)・・・交代の使い方がちぐはぐだったように思う。絶不調の内田、投入直後に失点した吉田、中村憲剛の投入の直前に長友離脱など、采配が明らかに裏目にでてしまっていた。