yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

TVアニメ『琴浦さん』全12話 感想 真鍋さんのイケメンっぷりがやばすぎて楽しい!

原作未読。ニコニコ動画でお試しで見た第一話がとても面白かったので、そのまま最後まで継続して見ていました。

TVアニメーション「琴浦さん」その1【特装版】 [Blu-ray]

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第一話の前半パートはとても辛い話で「おい、この鬱展開いつまでやるんだよ」と思っていましたが、真鍋さんが出てきて一気に空気を変化させてしまいました。その急展開な構成はとても心に残りましたし、その時のインパクト、ロケットスタートのおかげで、1クール特にだれることもなく見ることができました。

基本は心が読める琴浦さんと、開けっぴろげなバカエロス真鍋くんの和気藹々とした掛け合いを楽しむ、ほのぼの日常ギャグアニメで面白かったですし、時折入ってくるシリアスパートにも登場人物達が真摯に対応していくので、安心して見られることができました。

特に真鍋くんは普段はバカなキャラクターですが、そのバカ正直さが琴浦さんにとってはなくてはならない人ですし、決めるときはきっちり決めるので(昔の少年漫画の主人公みたい)、とても好感が持てました。「真鍋さんになら抱かれてもいい!」ってくらいに。

最終回もこれまでの伏線をきっちりと回収して、とてもいい場所に着地していて、非常に見終わった後気持ちよかったです。物語がちゃんと幸せに解決するって快感です。琴浦さんと真鍋くんは近年稀に見るベストカップルだったと思います。

あとは、声優さんの演技が素晴らしかったです。シリアスパートとギャグパートの感情をうまく使い分けていて、そのギャップで笑えたり感動できたりしました。特に主役両名はとてもいい演技でした。