二巻感想はこちら → http://d.hatena.ne.jp/yukiaki042/20121029/1351514354
- 作者: クリスタルな洋介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/01/18
- メディア: コミック
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帯を見てびっくり! まさかの完結、最終巻でした。
ネットで賛否両論を生んだ最終回と書いてありましたが、それはたぶん突然の打ち切りにファンが驚いたということであって、個人的には最終回そのものはギャグ漫画らしくきっちり笑えて、さらに感動もできる良い最終回だったと思いました。
この巻は今までは「少し残念な感じがある」程度だった、なでちこ師匠が歌舞伎回を経てどんどん本当に残念になっていくのが、なでちこ師匠好きとしては、なんというか、複雑をだけど面白くてその・・・快感でした!
傾いたり、漏らしたり、同種のツンデレに気づかなかったり、表紙でもみんなの下敷きになり、おまけに六年後はリアルぼっち(´;ω;`)ウッ…
あらゆる状況に想定以上のリアクションをしてくれて、なおかつ可愛いなでちこ師匠は本当にすばらしいキャラでした。
全体的にテンション高めで突っ走っていた序盤の巻に比べて、真面目な雰囲気の話が多かったですが(クライマックスですし)、シリアスになりすぎない心地のいい笑いに溢れた最終巻でした。
最終回および、書き下ろしの六年後のひめはじめ隊の漫画は時が経って変わっても、集まればあの頃の感覚のままで話せるんだという優しい雰囲気が出ていて良かったです。
連載が終わってしまうのは悲しくて寂しいですが、物語としては「終わりよければ全てよし!」
クリスタルな洋介先生の次回作に期待します。
ひめはじめ隊は不滅!