yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『LOOPER/ルーパー』感想 世界設定は面白かったけれど最後主人公達が空気だったのが少し残念だった

『テッド』を観に行こうとしたんだけど満員で見れなかったので代わりに観賞。

観客は120人ほど。観客は30代から40代くらいが主でした。

公式サイト → http://looper.gaga.ne.jp/

現在の自分が未来の自分と会い対決するという展開、タイムパラドクスを使ったアイデアの数々、ものすごくアイデアに溢れた映画だなと思いました。

特に現在の自分の行動が未来の自分にも影響し、新たに怪我をしたり、記憶の一部が書き換わるというギミックはとても面白く、世界観が少しづつ明らかになるにつれワクワクしていきました。

しかしながら、未来の自分との因縁、対決のための舞台が整ったところでストーリーが変化します。

彼等の運命を狂わせるきっかけを作った未来の犯罪組織のボス「レンメーカー」であろう子どもの話に焦点が移り、その話がメインになります。

それはそれで悪くはなかったのですが、俺が見たいのは未来の自分と対決する主人公なのであって、世界を揺るがす巨悪にこの子どもはなってしまうかというドラマじゃないんだよなと思いました。結局対決もしっくりいかない感じになってしまいましたし・・・

SFギミックは素晴らしかったけれど、ストーリーはとっちらかってしまっていて最後は「コレじゃない感」にあふれた映画でした。