日曜日昼の回を観賞。休日のためか観客はけっこう多くて200人ほど。20代〜60代くらいまで、年齢層は幅広かったです。
公式サイト → http://www.lesmiserables-movie.jp/
恥ずかしながら僕は『レ・ミゼラブル』って原作よく知らなかったのです。
有名な海外の物語で「銀の食器だか燭台だかを盗んだ男の話だったっけ?」くらいの認識しかなかったので、今回は名作を勉強するつもりで見に行きました。
初っぱなからオペラ劇のように登場人物が喋りだす展開にちょっと戸惑いましたが(普通の映画だと思っていたので)、慣れると全然気にならなくなりましたし、むしろ絶望や希望、必死の表情と力強い声で歌ってくれた方が登場人物の気持ちが、より伝わってきて感動しました。
物語はこう言ってしまってはなんですが、「どこかで見たことがある」ものでしたが、「自分の心に嘘をつくべきか否かを迷う」「愛する人のために自分の気持ちを押し殺す」などを登場人物たちが必死に葛藤し前に進もうとする様は、根本的な部分に直接語りかけてくるようで、ああ感動する物語っていつの時代も変わらないのだなと感じました。
悔い改めた男ジャン・バルジャン。
彼の結末が祝福に満ちていたことは素直にとても嬉しかったです。
そしてこれで僕も『レ・ミゼラブル』をよく知らないなんてことが無くなって良かったです。