yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

谷川二コ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』3巻 感想 この漫画をクリスマスに読んでしまった愛しさと切なさと心強さと

1、2巻は主人公「もこっち」が愛らしくて面白かったので、書店で新刊が発売されているのを見つけて3巻買ったのですが、今日クリスマスだったよ!?

ふつうにイブも今日も仕事してたからそんな感覚がほとんどなかったのですが、ふと俺なんでクリスマスに一人で読もうとしているのだろうと考えてしまって、切なくなりました(店員に嘲笑されたのではと被害妄想…)。

しかし内容は相変わらず面白く、プリクラのシーンでは大爆笑したので、なんだかとても癒されました。結果、心強い気持ちになりました。

愛しさと切なさと心強さとが合わさって、読み終わったらとても元気になれました(`・ω・´) シャキーン

3巻は特に最初に収録された2学期始まりの話が素晴らしかったと思います。

席替えでクラスの真ん中に席がなっただけで「ストレスで胃がハチの巣になるわ」という圧倒的ボッチメンタル、使わない机に囲まれた誰もいない寂しい踊り場空間がとても心地よくなるダメ順応性、そしてラストの切ないオチ。

まさに「痛まなければ笑えませぬ」というような、突き刺すほどの泣いてしまうような鋭く痛い笑いが凝縮されていたと思います。

アニメ化も決定という事らしいので楽しみです。個人的希望としてはあんまり可愛らしいデザインや声ににならず、キモさをできる限り残した感じになってくれると嬉しいです。