yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『007 スカイフォール』感想  役者の持つ貫禄は流石だった! しかし途中少し間延びしてしまった気がする

週末昼の回を鑑賞。公開から3週間たっていますが、観客は100人ほど。なかなか盛況でした。年齢層は20〜50代まで幅広い感じ。

公式サイト → http://www.skyfall.jp/

007最新作。従来シリーズの期待を裏切らない楽しいスパイアクション映画でした。

特に冒頭のチェイスシーン、バイクを使って人々で賑わう街中を駆けたり、列車の上でシャベルカーを使ったり、様々な工夫を凝らしたアクションの数々は爽快で見ていて楽しかったです。

役者の演技も堂に入っていて、007役のダニエル・グレイブのダンディさは際立っていて、立っているだけで渋いカッコ良さがあるのは流石でした。

そして敵役シルヴァ役のバビエル・バルデムが特に素晴らしかった。シルヴァは頭も切れて腕も立つ強敵なのですが、マザコンでとても変態です。その狂気の感じを彼はとてもよく演じてくれていました。とっても気持ち悪かった(褒め言葉)!

なかでもラストのMに銃をつきつけるシーンはシルヴァの歪みと狂気とエロスを含んだ情念がにじみ出ていて本当に良かった。彼は007シリーズのなかでもかなり好きな方の敵でした。

…ただ途中ちょっと間延びしてしまっている感じもありました。スコットランドに舞台を移してからは寝オチしそうになってしまいましたし。2時間以内くらいにまとめて欲しかったです。