- 作者: 海老原嗣生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 新書
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最近なんだか時間をたくさんかけている割に成果がイマイチ上がらないなあとちょっと悩んでいたので、それを突破するヒントがないものかと読んでみました。
本書は「こうすれば上手くいく」という系の手取り足取り本ではなく「仕事したつもりになっていないかよく考えてみよう」という気づきに重点を置いている本でした。
様々な具体例をあげて、あなたの仕事はこれと同じように「仕事したつもりになっていないか」と問うてきます。
正直「それはちょっと違うだろ」「揚げ足取りの極論じゃないか」という言説も多かったですが、たぶん筆者はそういう突っ込みは分かった上で「あなたはどう思うかよく考えて欲しい」というコンセプトで本を書いたのだと思いました。
僕にとっては、今成果がうまくあがってないのは、やはりどこかで「仕事したつもり」があるんだろうなと気づけたので十分元はとれたなと思いました。
結局のところ、解決方法は千差万別であり、問題に対して「これでいいだろう」という態度ではなく「真剣に考える」ことが重要なのです。
当たり前だけど。でもその当たり前が本当に難しい。