yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『るろうに剣心』感想 しっかりと誠実に「るろうに剣心」だった

映画1000円デイの昼間の回観賞。200席のスクリーン満席でした。空席残り6人で間近のチケットとってギリギリでした。

公式サイト → http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html


原作ファンなので期待半分、不安半分で観に行ったのですが、いい意味で予想を外してくれました。

想像以上にしっかりと、それでいて誠実に『るろうに剣心』でした。

特に僕がもっとも重要視していてた、幕末最強の暗殺者「緋村抜刀齋」としての過去を持つも、殺さずの誓いをたて1人の流浪の剣客として生きるという緋村剣心というキャラクターぶれずにをしっかり描いていて好感が持てました。佐藤健さんの佇まいや演技も実に剣心らしくて良かったです。

江口洋介斉藤一綾野剛の外印、香川照之の武田観柳はだいぶオリジナル要素が強かったですが、映画映えする魅力的なアレンジがされていて目立っていました。特に香川照之のあれはやばい(笑)

アクションシーンも個人戦、集団戦問わずスピード感があって大迫力で良かったですが、個人的にはもっと漫画のウリでもあった「一撃必殺技」要素が欲しかったと思いました。双龍閃とかやる前の薀蓄(「抜刀齋の名の由来」とか「逆刃刀ゆえにスピードにのらない」とか)で溜めてのババーンという必殺技カタルシスが見たかったです。

これ続編とかあるのかな? 

個人的には志々雄真実の京都編とかを前後編で見たいです。十本刀(オリジナルでもよい)見たいなあ。