yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー日本代表 親善試合 VSベネズエラ戦 感想

オリンピック終わって久しぶりな感じのするA代表戦。とにかく楽しんで見ようと思って観戦。


日本(1−1)ベネズエラ 引き分け


強行日程でコンディションがあがってない選手も多かったのでけっこうグダグダを予想していましたが、予想以上にボールが回っていたし、チャンスも多くて楽しめました。

前半は日本のペース。本田がボールをキープできていたし、駒野が積極的に上がって右サイドでボールがよく回り、結果色々な形でチャンスが作れていた。先制点となる駒野の股抜き突破、遠藤のシュートの形はとても綺麗だった。ベネズエラは個人技で突破する以外は攻め手がない感じだったが、けっこう迫力があってあわやというシーンもあったが川島がよく防いでいた。

後半も日本が基本的にペースを握っていた。前半はあまり攻撃に顔を出さなかった長友が積極的に上がって存在感を見せていた。逆にベネズエラもその長友があがった裏を狙って右サイドから崩していこうという感じだった。前半よりも撃ち合いになった試合展開で、香川のボールロストから決定機を作られ、相手の技ありゴールで失点したのは残念だった。

日本は選手交代をして反撃を計るが、交代した選手がうまくゲームに入っていけず攻撃が停滞してしまっていた。チャンスらしいチャンスは結局、本田や香川、長友、駒野が作り出していた。

そしてそのまま試合終了。楽しめたけど、今野の代わりのCBは誰がいいのか決めきれない感じのゲームでした。後は交代枠でハーフナーとか見たかった。最後にどれだけパワープレーできるか興味あったので。


以下、各選手の評価です。


川島(6.5)・・決定的チャンスを2度防ぐなどファインプレーをみせた。失点シーンは判断ミスもあったが基本的にはキーパーのせいではないと思う。
伊野波(5.5)・・ボールをとりにいって裏をとられたり、パスミスがあったりCBとしての安定感に欠けていた。
吉田(6.0)・・オリンピックの後の強行出場で体が重い感じだったがそつなくCBの役割をこなした。失点シーンは相手を褒めよう。
長友(6.5)・・最後まで落ちない運動量で左サイドを駆け上がっていた。相手はそのスピードに四苦八苦していた。しかし裏を狙われるシーンもあった。
駒野(7.0)・・右サイドをガンガン上がって得点の匂いのするセンターリングを何本も上げた。股抜きからの先制点アシストは素晴らしかった。
遠藤(6.5)・・中盤の底で溜めを作って攻撃のリズムを作り出していた。積極的にゴール前にも顔を出し効果的な攻撃参加をしていた。先制点をきっちり決めた。
長谷部(6.0)・・守備の一対一の際に少し寄せの甘いところはあったが、攻守によく走っていた。
岡崎(6.0)・・前へ行く意識が高く相手の裏をとってチャンスをよく作っていた。しかし最後の部分でボールは足につかなかった。
香川(5.5)・・ドリブル個人技で輝きはみせるも、フリーでシュートを外してしまうなど軽いプレーがあって得点には結びつかなかった。失点に繋がるボールロスト有り。
本田(6.5)・・ボールをキープしたりパスを供給したり日本の攻撃の中心としてどっしりプレーしていた。シュート意識も高かった。
前田(6.0)・・最前線ながら守備意識が高く、囮としてもよく動けていた。2列目選手を活かす動きは良かった。


交代選手


水本(5.5)・・連携の不安からかあまり効いている感じはなかった。チェックもビルドアップのパスも中途半端なものが多かった。ザックジャパンとしては初試合なのでギリギリ及第点くらい。
細貝(5.5)・・同点にされた直後の投入だったが、守備はともかく攻撃ではほとんど存在感を示せなかった。
中村憲(5.5)・・トップ下で攻撃の起点、もしくはスイッチを入れる役割を求められているはずなのにポジショニング位置が低すぎる気が。もっと攻めの意識が欲しかった。
藤本(5.5)・・ループやミドルシュートなどアイデアは良かったと思うが精度が足りなかった。
槙野(ー)・・時間短く評価できず。


ザッケローニ(5.5)・・交代選手はまったくといっていいほどはまらず。最終予選で退場者が多いDF陣、右サイドは駒野で大丈夫そうだがCBはまだ悩む日々が続きそうだ。でもこの出来なら伊野波の信頼度がまだ高いのかな?